スイスイ走るコンパクトな愛車と 気ままに自然の中でドライブ!

フォルクスワーゲンの新型ポロは、小柄に見えて車内や荷室のゆとりは十分。しかもアウトバーンで鍛えられた高剛性ボディは安定感抜群で、キビキビとした走りを楽しめる。上級モデルと同じ運転支援システムの搭載で、高速道路や渋滞での運転も快適になったから、気の向くまま自然の中に繰り出したくなるのも致し方ない!?

VOLKSWAGEN/POLO フォルクスワーゲン/ポロ

ングスリーブT シャツ1万4300円/ベルバシーン、肩に掛けたチェックシャツ1万1000円/ファイブブラザー(ともにトップウィンジャパン ショールーム)、カーゴパンツ5万2800円/グリフィン(パドル)、スニーカー1万1000円/テバ(デッカーズジャパン)、ステンレスボトル4950円/ハイドロフラスク(アルコインターナショナル
 

キビキビ走るから山道でもノンストレス。
急な予定変更で自由になった休日。日帰りで気分を変えられる場所へ行きたいと思ったら、奥多摩に向かってみてほしい。なにしろ都心から1時間半もあればたどり着ける距離ながら、東京都とは思えないほど山深い景色に出会えるのだから。奥多摩湖周辺にはブナの原生林を有する山々に囲まれた緑豊かな自然環境が広がっていて、この時期なら残暑を忘れて癒やしの時間を過ごすことができる。時間があれば遊歩道を三頭大滝までハイクして、水量豊かな沢のマイナスイオンを浴びて癒やされるのも悪くないはずだ。

圏央道の日の出ICを降りてからの奥多摩へ向かう道路は、風光明媚ながら見通しの悪いカーブが点在するワインディングロード。こうしたルートでも取り回しがいいコンパクトなサイズ感のポロが愛車なら、ストレスなく走れる。むしろスイスイ走れるので、運転自体が楽しくて仕方がないくらいだ。実は今回で7代目となるポロは、全長を拡大したのが特徴。外観はよりスポーティな印象となり、荷室容量はコンパクトカーとしてはトップレベルの広さ(351L)を確保している。それでも、小回りが利くボディサイズをキープしているから、狭い国道でも車幅を気にすることなくスイスイと走ることができた。それでいて水平基調のすっきりとしたデザインのコックピットは、頭上と足元に十分なゆとりと開放感があり、走行中の視線移動が少なくて済むように設計されている。また、デジタルコックピットと呼ばれる液晶ディスプレイは9.2インチの大型サイズで視認性が高く、タッチスクリーンになったオートマチックエアコンのサクサク設定できる操作感も快適この上ない。

ちなみに新型ポロには、トラベルアシストという運転支援システムが搭載されている。これは、あらかじめ設定した車速内で前走車との車間や走行レーンの維持をサポートする機能のこと。高速道路や渋滞ではステアリングを軽く握っているだけですむから、これがあるとないとでは運転した際の疲労度が段違い。この安心感があるから、ついつい行き当たりばったりで遠出してしまうのかも!?

ロングスリーブT シャツ9900円/フラグスタフ(フォーストア)、パンツ2万2000円/サンディニスタ(トゥー・ステップ)、スニーカー1万4800円/ニューバランス(ニューバランスジャパンお客様相談室)、キャップ3190円/フルーツオブザルーム(ギャレット)、その他スタイリスト私物
 

コンパクトカーとしてはトップレベルの広さを誇る351L の荷室容量は、分割可倒式の後部座席を倒すことで、1125 L まで拡大可能。フロア高を100mm 下げることもできるので、高さのある荷物も安定して積載可能だ。また、エアコンは運転席と助手席で独立して温度や風量の調整ができ、花粉やダスト、アレルゲン除去機能も備わっている。257万2000円〜(フォルクスワーゲン カスタマーセンター)
 

明るいカラーリングのボディは乗るだけで気分がアガる!

新型ポロだからこそ楽しめることのひとつとして注目したいのが、これまでのボディカラーでありそうでなかった配色のライトグレー。どこかパール系ホワイトを思わせる明るく柔らかな配色が絶妙で、街映えする配色でありながら、爽やかな気分に誘ってくれるのだ。このテンション上がる配色に背中を押されて走り出せば、低回転域からレスポンスよく反応する新型エンジンの心地よい加速のおかげで、気分はさらに爽快なものになるに違いない。この直列3気筒直噴ターボのガソリンエンジンは、環境性能を高めた設計も特徴で、直噴ガソリンエンジンから排出される粒子状物質を除去するPMフィルターを採用。WLTCモードでの燃費も、マイナーチェンジ前の16.8km/Lから17・1km/Lに向上している。

先進機能を満載し、よりいっそう賢いクルマになった点も、今回のマイナーチェンジにおける目玉だ。運転支援システムのトラベルアシスト機能はその好例だが、上位グレードのTSIスタイルとTSIRラインの場合は、レーンキープアシストシステムや駐車支援システム、リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)といった、先代ではオプションだった機能も標準で装備。コンパクトハッチバックの兄貴分である、ゴルフと同等の運転支援&予防安全技術を搭載することで、ますます頼りがいのあるクルマに仕上がったようだ。
 
加えて、上位グレードに標準で搭載されたLEDマトリックスヘッドライトのIQライトも見逃せない。ハイビームで走行中に対向車とすれ違うと照射位置が自動で変わり、通過すると自然に戻るのでハイ&ローをいちいち切り替える煩わしさなしで運転できてしまう。また、前方にクルマが走行している際の減光も自動。遊び疲れた後のナイトドライブでさえ、すこぶる快適にできるはずだ。

大画面のナビなら、使い勝手も抜群!

新世代インフォテイメントシステムは、見やすい9.2型ディスプレイを採用。各種設定もタッチパネルでサクサクできて、ストレスなし!

カラダの横ブレをシートが抑えてくれる。


ニークリアランスが確保されたシートは、背中や臀部が心地よく収まる立体形状で、走行中の横ブレ低減にひと役買ってくれる

IQライトを搭載することで、さまざまな煩わしさから解放!


対向車や先行車を検知し、モジュールに搭載された左右8個ずつのLED を個別に点灯&消灯。状況に応じ、最適な照射エリアと配光を自動で調整する。通常のヘッドライトでは見えにくい部分も照らしてくれるので、安心感も倍増だ

Car Spec
パワーユニット:総排気量:直列3気筒DOHCインタークーラー付きターボ(4バルブ)
総排気量:999c
駆動方式:FF
トランスミッション:自動(前進)7段、(後進)1段
乗車定員:5人
車両寸法:全長4085×全幅1750×全高1450mm
燃料・燃費:無鉛プレミアム・17.1km/L(WLTCモード)


写真/土屋崇治(TUCCI) スタイリング/井上裕介 ヘアメイク/上地可紗 文/遠藤 匠

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