ファッションフィルムクリエイター・タカハシヒロキの2023年をSpotifyまとめとともに振り返る。

オーディオストリーミングサービスSpotifyが、例年、年末に公開する「Spotifyまとめ」。

2023年によく聴いた曲を集めた自分だけのプレイリスト「My Top Songs 2023」では、この1年でどんな音楽を聴いたか、振り返ることができる。

Fine Onlineではアーティストや編集者、サーファー、モデルなど、各業界のキーパーソンにSpotifyまとめから今年1年を振り返ってもらうよ!

第1回目は、“takamama”の愛称でも知られる、ファッションフィルムクリエイターのタカハシヒロキが登場。

アパレル企業で勤務し、ファッション業界で多岐に渡り活動する傍ら、個人ではYouTubeチャンネル『takamamaの、自由着まま』や、Instagramでファッションやライフスタイルを発信し人気を博す彼は、2023年、どんな音楽を聴き、どんな日々を過ごしていたのだろうか。

トップソング

僕の母がビートルズのファンというのもあってか、学生時代からUKロックを聴き、今ではジャンル問わず、四六時中、様々な音楽を聴いています。2023年のSpotifyまとめをみると、今年も仕事の作業から就寝時まで、たくさんの音楽を聴いてきたのがわかります。

自分のルーティンとしては、映像の編集やサムネイル制作を行うときはキャッチーでポップなものを中心に、テンポが一定で作業に没頭しやすいテクノや、ゆるめのインディー・ロックを聴くことが多いですね。中でもハリー・スタイルズは2022年のアルバム『ハリーズ・ハウス』が名盤で、仕事のモチベーションを上げるためにたくさん聴きましたね。トップソングはハリー・スタイルズだらけで、よっぽどハマっていたんだなと(笑)。

また、今年のフジロックに来日したザ・ストロークスは、学生時代からたくさん聴いてきて、彼らを見るのがとても待ち遠しかったんだなという気持ちが、ランキングにも表れていますね。

 

トップアーティスト

寝る前は穏やかで優しいアンビエントな音楽を聴いていて、坂本龍一さんやアスカ・マツミヤさん、アルヴァ・ノトが今年のまとめにもランクインしました。ベッドタイムは毎日のように坂本龍一さんがいたので、今年お亡くなりになったのはとてもショックでしたね。ただ、映画『アフター・ヤン』を観た際に、彼から多大なる影響を受けたアスカ・マツミヤさんのサウンドトラックを聴き、とても感動するとともに、彼の意志は確実に次世代に受け継がれているのだと感じました。

昨年都心に引っ越したおかげか、2023年はいろんな場所に顔を出しやすくなり、自分の人生で1番人に会っていた年になったと思います。さまざまなコミュニティで多岐に渡る会話をして、そこから仕事に繋がったり、個人のYouTubeでも幅が広がったりと、いろんな縁を実感できる1年でした。

来年のビジョンはあまり決めていないですが、そうした繋がりをさらに飛躍させて、自分の幅を広げていきたいなと思います。特に今携わっている仕事では、海外に行く予定も増えてきそうなので、ひたむきに仕事に向き合いつつ、何事も楽しみながら仕事やプライベートを充実させていけたらと考えています。

また、音楽も自分の軸になっているので、周りの人から音楽の情報をいただきつつ、さらにそこから深掘りしていけたらと思います。


写真・文/高山 諒

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