りんご音楽祭で見つけた気鋭のラッパー、hammaっていったい何者⁉︎

耳の肥えた音楽ファンが全国から集まるりんご音楽祭。そんな音楽フェスの出場権を賭けた苛烈なオーディション企画「RINGO A GOGO 2022」を勝ち進み、昨年初めてりんご音楽祭への出演を果たしたhammaさん。その後のゴーゴーアワードでFine賞をゲットした彼が今年もりんご音楽祭に立つと聞きつけ、Fine編集部は出番直前に取材を敢行! 気鋭のラッパーが歩んできたこれまでと、これからの展望を聞いてみた。

──2度目の出演となるりんご音楽祭のステージ。昨年と比べて気持ちに変化はありましたか?

2022年のオーディション企画から始まったりんご音楽祭とのご縁、今年も呼んでもらえてうれしいかぎりです。昨年と比べると、リアルでもネットでも多くの応援をいただくようになりました。このフェスに参加している先輩たちとは違い、僕はレコードレーベルや事務所に入っているわけでもありません。だからこそファンからいただく声援の数が増えたことで、自分の音楽が僕だけのものじゃなくなったんだと思うようになりました。応援してくれる人がいるからこそ、そう簡単に音楽を辞めるわけにはいかないし、ステージに望む覚悟(?)みたいなものが増した気がします。

 

──ラッパーとしての活動を始めたキッカケを教えてください!

浪人の時にフリースタイルラップというものがあるということを知り、上京して大学へ入学してからは部活のオフシーズンなどを利用してサイファーに参加したんです。その頃からバトルにも出るようになっていました。だけど当時は自分自身で楽曲制作をやるなんて全然思っていなくて。そんな僕の考えを変えてくれたのがVaVaさんの『現実 Feelin’ on my mind』。ゲームやアニメ、漫画というVaVaさん自身がのめり込んでいるカルチャーをフックに、楽曲がカッコよく仕上げられていて。好きなものを音楽に繋げていくアプローチに喰らってしまって、「これなら俺もやってみたいかも」と思ったんです。そうして2019年から自分の楽曲を作り始めました。

 

──そうして宅録やMVの撮影など、自分自身で手がけるように?

それは単純に人手不足で(笑)。制作を始めた頃は今よりも友達が少なかったし、クリエイティブなことを頼る人がいなかったんです。今でもミックスやマスタリングのやり方が合っているかは分かっていません。でも、成果物がかっこよかったらいいかなぁと。

 

右:hamma 左:猫まみれ太郎(バックDJ)

──9月27日に先行配信がスタートした『STRUGGLE』のおすすめポイントは?

イントロ、アウトロ合わせて12トラックの2ndアルバム。梅田サイファーのテークエムさんをはじめ、客演にはラッパーの先輩やシンガー、プロデューサーの方々を迎え、かなり豪華なものが作れたと自負しています。そしてタイトルは「闘い」や「もがく」という意味で、それはまだまだ道半ばの自分自身を表していて。色々なアプローチで楽曲制作に挑戦したので、統一性がないと言われることもあるかもしれません。しかしそれは、僕自身がスタイルを確立さていく中でもがいている証拠。これが現時点での到達点なんです。

──今後の展望を聞かせてください!

12月20日には『STRUGGLE』のCD発売があって、さらに翌年1月20日には恵比寿TimeOutCafe&Dinerでリリースパーティも控えています。そうして突っ走りながら、1人でも多くのお客さんに自分を知ってほしいですね。来年こそ、日本語ラップオタクにぶっ刺さるトラックを作ってやります!

〈Profile〉
ラッパー、ビートメイカー。愛知県で生まれ育ち、大学進学を機に上京。現在も東京を拠点に精力的な活動を続ける。バックDJの猫まみれ太郎氏と共に、2年連続でりんご音楽祭の会場を盛り上げた。Instagram@hamma_comma

〈Infomation〉
『hamma 2nd AL “STRUGGLE” Release Party』
日時:2024年1月20日(土) 18:30 – 22:30
会場:東京・恵比寿TimeOut Café & Diner(LOQUIDROOM 2F)
料金:ADV ¥2,400 / DOOR ¥3,000(+1Drink)
出演:
[LIVE]
hamma feat.テークエム,IKE,猫まみれ太郎and more
PM Kenobi
MPC GIRL USAGI
[DJ]
ChibiChael
Acrocanthosaurus
SKYTOPIA
Supported by 翡翠


※本記事はりんご音楽祭 ゴーゴーアワードのFine賞特典によるもの

写真/高山 諒
文/久嶋敢太

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