LAはドジャースだけでなく、八村塁が所属するレイカーズムードも色濃く。

ロサンゼルスを本拠とするチームの中でドジャースと同じく大人気なのが、八村塁選手が活躍しているNBAのレイカーズ。アリーナ周辺は、レイカーズ愛ただようムードがある。

レイカーズのホームは、言わずと知れたクリプト・ドットコム・アリーナ。過去にはステープルズ・センターと呼ばれていた時期もあり、こちらの方がなじみ深い人も多いはず。

アリーナがあるダウンタウンには、1984年のロサンゼルス五輪の際に造られたコロシアムがある。南カリフォルニア大学の敷地内に位置する同施設だが、現在は4年後に迫った五輪の開催に向けてリニューアル工事の真っ只中だ。

そ変貌を遂げているのはなにも五輪絡みの施設だけではない。ここ数年でダウンタウンは大きく変化した。

フリーウェイを降りてすぐ、LAのコンベンションセンター付近は、驚くほど近未来的な街に変わった。数年前はホームレスがたむろし、汚らしい危ない雰囲気のエリアだった。

現在は一変し、ガラス張りのビルが並び、大通りもきれいに整備されている。昔のダウンタウンを知っている人からすれば、あまりの変貌ぶりにカルチャーショックを感じてしまう。そんな変化を遂げているのだ。


アリーナの正面エントランスには、過去にレイカーズで活躍したレジェンド選手たちの銅像が展示されている。歴代の名選手と記念写真を撮る人であふれるほど。

特徴的なゴーグルを装着しているのは、カリーム・アブドゥル・ジャバー。日本でのNBA人気を加速させた、マジック・ジョンソン。最高の点取り屋エルジン・ベイラー。スーパースターとして愛されたコービー・ブライアント。時代を超えた名選手の共演は見るだけでもアガる。ちなみに、歴史上最高のセンタープレイヤーと称えられるシャキール・オニールがスラムダンクで、リングをぶっ壊しそうな像もあった。


写真/五十嵐 勉、高橋 百々

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