2024年10月12日(土)・13日(日)の2日間、富士山麓 朝霧アリーナで開催された朝霧JAM’24。キャンプしつつ音楽が楽しめるこのフェスには、音楽好きはもちろんアウトドア好きも多く集まった。過ごしやすい気候の中開催され、ゆるやかな空気が流れるこの空間では、みんなどんな格好をして、どのアーティストを目的に楽しんだのだろうか? スナップを交えレポートしていくよ!
まずは来場者のスナップと注目アーティストを拝見!
まずは朝霧JAMを謳歌する9組をスナップ。みんなアウトドア然としすぎない、力の抜けた格好で楽しんでいたよ。そんな大人な朝霧スタイルをチェック!
アーティストももちろん最高でした!
初日の注目はKIASMOSのLIVE SET。クリアなエレクトロ・サウンドが澄んだ空気の朝霧アリーナにピッタリ。山々に囲まれたステージで聴く彼らのサウンドは特別な空間を作っていたよ。
同行したスタッフはCorneliusにどハマり。「サウナ好きすぎ」を演奏してくれたから後述のアウトドアサウナに行こうとなったわけで……! とにかく、30周年を迎えるテクニカルなステージに圧倒された時間だった!
ステージ以外でのピックアップポイント!
今回の朝霧JAMでは、アーティストによるステージ以外にも見どころがたくさん! 編集部的によかったポイントをいくつかピックアップするよ。
フェスサウナが最高! ゆったり楽しめました。
朝霧JAMでアウトドアサウナができると知って、編集部は2日目に訪れてみた。会場の最も奥にある場所で営業していたのがこちらのサウナサンセットだ。
水着とタオルを持参し、1人2000円を支払ってこののれんをくぐると……
6台ものテントサウナが鎮座。これだけの数のモルジュを見ることはなかなかないよね。
水風呂はプールスタイルでしっかり完備。休憩椅子もたくさん用意されているので、心置きなくサウナを楽しむことができるってわけ。16時くらいのちょうどいい気候に訪れたからか、ほぼほぼフルキャパシティだったサウナ。なんでも長野県で活動するチームが運営しているとのことで、アウフグースの時間にはコーヒーや日本酒の香りが楽しめるロウリュを提供してくれたよ。椅子に座っていると、遠くからステージの音が微かに聴こえてきて……至福の時間だった! 来年以降もこのフェスで開催されることがあれば、ぜひみなさんには行ってもらいたい。
最高の景色で朝の目覚めが爽快!
編集部が宿泊したのは、会場から専用シャトルバスで約10分のふもとっぱらパーク&キャンプ。エリアに駐車場が併設していて、設営がラクだった! ライヴ終演後も就寝時間まで時間があったため、軽くつまみを作ってお酒を嗜むことができるくらいの余裕があったのもよかったポイント。宿泊後、場内併設の温泉からテントへ戻る際にはキレイな富士山を見ることができ、気分よく2日目を迎えることができたよ!
出店めしも最高でした!
富士宮市の店を中心にたくさんの出店があった今回のフェス。特に印象深かったのはレインボーステージで夜に食べた魚介だし濃厚鶏そば1100円。冷え込みつつあった気候のなか、スープがカラダをあっためてくれた。
同じくレインボーステージにはフジロックでおなじみの苗場食堂の出店も。きりざい&とろろご飯がこの時期に食べられるのもありがたかった!
来場者のほとんどがキャンプ泊で、アウトドアを楽しみつつフェスも謳歌できるとあって、アクティブな人たちがかなり集っていた朝霧JAM。特に大人たちが自由にお酒を嗜み、心地よさげに踊っている姿が印象的だった。フェスシーズンの締めに、自然の中で存分に遊べるとあってファンも多いのだろう。来年以降もゆる〜く楽しめるこのキャンプフェスに期待したい!
ステージ写真:Ⓒ 宇宙大使☆スター ライブ写真:Ⓒ Taio Konishi