ウインターシーズンに必要なのはこんなもの。【スノーボード編vol.1】

年中アウトドアへ飛び出すアクティブ派は、大自然を相手にするため季節ごとに最適な道具を選ぶ必要がある。じゃあ一体、みんなどんなアイテムを冬の相棒にチョイスしてる?

冬はスノーボードに興じるスタイリストの鹿野さんに聞いてみた。

スタイリスト・鹿野巧真さん:山形県出身なだけあり、年に70回ほど雪山へと足を運ぶ生粋のスノーボード好き。ゲレンデからバックカントリーまで幅広く

機能は当然として、黒いかどうかがカギ。

どハマりしたのは年ほど前だが、雪国出身ということもあり、幼いころからスキーやスノーボードが身近にあった。今では毎年11月〜5月頃まで、時間さえあれば雪山へと足を運んでいる。バックカントリーもこなすなど、過酷な環境下での遊びにおいて、鹿野さんのアイテム選びは一風変わった特徴を持つ。

「スペックはもちろんですが、色重視。とにかく黒。服もクルマも真っ黒が好きなんです。だから、スノーボード関連のアイテムもなるべく黒でまとめたくて。それとバートンが好きなので、なるべく道具は統一するようにしています。その方がまとまりも出るので。あとはカラダのケアのことも考えますよ。バッグやクリーム類など、毎度持参するようにしてます」

あえて新作ではなく数年前のモデルを選ぶ。

バートン(BURTON)[HOMETOWN HERO]
バートンの人気シリーズ、ファミリーツリーの1枚。「オールマイティに使えるので、ゲレンデでもバックカントリーでも役に立つのが嬉しいところ。ファーストモデルのこのデザインが1番好きで、いまだに愛用しています」

今年からデビューする新たな相棒!

バートン(BURTON)[KENDO]
「以前は違うのを履いていたんですが、白馬でガイドさんが着用していたのを見て欲しくなり手に入れました。スピードレース式などもいいんですが、なんかシューレースの方がツウっぽいというか(笑)。見た目がカッコよくて好きです」

バックカントリーには これを背負っていく!

バートン(BURTON)[AK JAPAN GUIDE 32L BACKPACK]
裏山へと飛び込む際、ギア一式をこのバックパックに詰め込むという。「フロントのベルトでスノーボードを固定していきます。小物類も含めて、ひととおり収まる容量なので便利!

コンパクトになるからラクに持ち運べる。

バートン × ブラックダイヤモンド(BURTON×BLACK DIAMOND)[COMPACTOR POLES]
軽量かつ、3つに折りたためるシステムのZポールテクノロジーを採用しているため、持ち運びが容易なのだとか。「それでいてタフなので、使い勝手がよく助かっています」

裏山を歩くときは やっぱりコレ!

エムエスアール(MSR)[LIGHTNING ASCENT]
頑丈なアルミフレームに対し、丈夫な生地をデッキ部分に備えた3ストラップモデル。「軽量でタフ。使いやすいのですが、4〜5年前のモデルなのでドーム型も気になります(笑)」

あると便利な山中の連絡ツール。


「胸元につけておくと連絡がラク。仲間に片方を渡し、今から滑るよって伝えたり」。この製品は免許いらずなところも使い勝手がいいそう

雪山まで向かう際に クルマで役立つ愛用品。


「ボードへ行くときにコーヒーをいつも飲むので、スタバでこのタンブラーに淹れてもらって向かいますね」。真っ黒のタンブラーは同じものを3つ持っているのだとか

バックカントリーの3種の神器がコレ。


ビーコン、ショベル、そして探り棒として使うプローブは、必ず持参するという。「使う場面が来ないのが1番ですが、山に入る際はマストです」


写真/松下哲也、山元裕人、吉本光宏  文/関戸ナオヒロ  編集/辻康太郎

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