仲間とワイワイ楽しむなら、大型の焚火台で。

キャンプにおける醍醐味のひとつとして、昨今人気の焚き火。ゆらゆらと揺れる炎を眺めるだけで癒やされるので、平日に仕事のストレスを抱える大人にとっては、最高の息抜き時間となっているようだ。ただ、直火は自然に悪影響を及ぼすため、焚き火台を使うのがマナー。大型の焚き火台を使って、仲間とともに至極の時間を過ごそう。ここでは他人と被りにくく、持っているだけでキャンプ場での視線を独り占めできそうな、カレージブランドの焚き火台を紹介していこう。

sanzoku mountain 

  サンゾク マウンテン

 マウンコル 和柄

リビングでも違和感ないオシャレ顔。

斬新でワイルド、そしてクールというテーマを体現。その名の通り、日本の伝統柄から着想を得た和柄は、実に個性的だ。上からでも横からでもキレイな炎を楽しめる。

まるでオブジェのような透かしデザインは、焚き火の炎も美しく見せてくれる。無塗装の鉄板を使用しているので、使い込むと味のある表情になりそうだ。3万5800円/サンゾク マウンテン(サンゾク マウンテン オンラインショップ sanzokumountain-takibi.com)

STEN FLAME

  ステン フレーム

 グランプ リンドウ柄

大径の開口部でワイルドに焚き火が楽しめる。

ステンレス精密板金加工技術を生かしたアーティステックなくり抜きデザイン。直径は35cmと大きく、下の開口部はピザ窯として使える。たためないので持ち運ぶクルマを選ぶが、炎が立ち上がったときの美しさは格別だ。

大人数向けのサイズ感。穴が全面的に開いているので薪がよく燃える。使わないときはゴミ箱代わりとしても活躍しそうだ。 7万9970円/ステン フレーム(丸山ステンレス工業 stenflame.theshop.jp)
使い込むほどに味わい深くなる点も魅力のひとつ。何度も使って自分好みに育てよう。

CAMP OOPARTS

  キャンプオーパーツ

 ペンタゴン焚き火台(スノーマン)

柄だけじゃない! 使いやすさにも注目。

製作者が店舗のデザイナーをしているだけに、サイドにオルテガ柄を配するなど、オリジナリティたっぷり。本来は冬のキャンプを想定した柄だそうだが、ほかの季節でも目を惹くはずだ。

時代に流されないシンプルで質感の高いデザインを目指しているという。各パーツは板状で少し薄いが、その分強度とバランスを考慮。収納時はかなり薄くなり、保管もしやすいはずだ。昼間はオルテガ柄の影が、夜になると柄からチラ見えする火がカッコいい。3万9800円/キャンプオーパーツ(キャンプオーパーツ www.campooparts.com)
 

/moose/ room works 

  ムース ルーム ワークス

 ファイアスタンド 〜灯籠〜 ラージ + ファイアスタンド 〜灯籠〜

2つのサイズを組み合わせて、焚き火と炭火を同時に。

6角形のメイン台に取り付けた360度回転させることが可能な五徳に、コンパクトなサブ台重ねられる。焚き火をしながら料理を楽しんだり、薪と炭で使い分けたりすることが可能だ。

2段構えのアイデアが斬新。使い分けることで、いろいろな料理が楽しめそうだ。3万3800円〔大〕、1万2800円〔小〕/ともにムース ルーム ワークス(ムース ルーム ワークス moose-od.work)

NORA OUTDOOR TOOLS

  ノラアウトドアツールズ

 焚灯籠 GEN2

縦長のボディで燃焼効率が抜群。

頑丈で長く使えるギアを。そんなコンセプトを具現化したのがコレ。安定感のある鉄製で、ダイヤモンドパターンのくり抜きから炎がキレイに立ち昇る様を堪能できる。名前通り、縦型の灯籠的な佇まいなので、燃焼が早く、長めの薪も燃えやすい。

太い薪でもガンガン燃えてくれるので、早く暖を取りたいときに重宝する。1万7800円/ノラアウトドアツールズ(野良道具製作所 norastove.stores.jp)

ANCAM

  アナキャン

 ファイヤーウィール(Mサイズ)

フィンから着想を得た形状が特徴。

波乗り好きの社長が作り上げた焚き火台。湾曲加工を施したフィンのようなステンレスプレートを連結して使う。通常は5枚組みだが、1枚を追加購入することで、より大きな焚き火台としても使用可能。

フィンのようなプレートは収納する際も非常にコンパクト。mまた、カーブを描く脚は下部の穴へ向けた空気の流れをスムーズにする効果も。トルネード状に空気が上がるので、燃焼が進むと炎がよりキレイに立ち上がる。製作者によれば、試作段階では燃焼効率がよすぎて逆に火持ちが悪く、完成品ではむしろ落としたほどだとか。2万9480円/アナキャン(小林工業 www.ancam.store)


写真/薮内 努(TAKIBI) 文/安岡将

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