開催場所のりんくうビーチは、競技を行う場所とギャラリーの距離が近いのが特徴。防波堤から選手たちのスタイル全開なトリックを楽しんだり、大型モニターでより臨場感のあるリアルな中継を楽しんだりと、ウェイクサーフィンの大会を楽しむのに最適な会場となっていた。また、会場の盛り上がりに惹きつけられるように通りすがりの人もギャラリーとして参加する、なんて一幕もあったようだ。
迫力満点なプロたちのライディングはこちら!
中山健太プロ牧内美奈子プロ
佐々木麗美プロ
もちろん、今大会の主役でもあるアマチュア選手たちも負けてはいない。最近はアマチュアの最高峰、アウトロークラスの選手たちもレベルがぐーんと上がり、プロ顔負けのライディングを見せることも増えてきた。
アマチュアの世界ランキングで4位に入る石本剛志選手。
見よ、この高さ! プロに匹敵する実力の持ち主だ。
こちらは現在ランキング5位の田中隆太選手。
エアをしながらのメランコリーグラブがスタイリッシュ!
最後にPUB MIYAMOTO選手。
なんと彼は世界ランキング1位を独走中!
今シーズンの終了とともにプロに昇格することがほぼ確定している。
CWSA(COMPETITIVE WAKE SURF ASSOCIATION)と呼ばれるアメリカに本拠地があるウェイクサーフィンの世界的競技団体が開催する大会では、WRS(WORLD RANKING SYSTEM)と呼ばれる世界ランキングを採用しており、プロだけでなくアマチュア選手も常に世界中の相手とランキングの順位を競い合う。そんな中で、前述の3選手はアマチュア最高峰のクラス(アウトロークラス)で1位、4位、5位と上位に位置している。このクラスで年間3位以内に入るとプロ資格がもらえるため、世界の実力者だけでなく、日本人選手同士でも最後の最後まで凌ぎを削ることになりそうだ。
ちなみに中部大会と合わせて音楽ライブ“SUNSET EIGHT”が同時開催。 大会を盛り上げるべく、数多くのアーティストやDJがライブを行った。なかでも、シンガーソングライターとして活躍するTEEとmomocaの2名によるパフォーマンスは大盛り上がり。こうしたスポーツとエンタメが融合した企画は、今後各地で行われる大会でも積極的に取り入れていくそうだ。
大会情報やウェイクサーフィンについて知りたい方はこちらをチェック! https://www.cwsa.jp