サーファーもスノーボーダーもハマる ウェイクサーフィンの大会に潜入!

7月上旬に行われたウェイクサーフィンのジャパンオープン 2022に続いて、9月3日(土)に愛知県・りんくうビーチにてCENTURION WAKESURF CHUBU OPEN 2022(センチュリオン ウェイクサーフ 中部オープン 2022)が開催された。

すでに知っている人も多いと思うが、ウェイクサーフィンは専用のボートによって生み出される波(引き波)を使って波乗りを楽しむスポーツ。実際にウェイクサーフィンにハマっている選手たちに話を聞くと、海でのサーフィンや雪山でのスノーボードを楽しんでいる人も多く、横乗り好きの人がハマる楽しさがそこにはある様子。実際、競技人口もどんどんと増え、注目度が急上昇しているアクティビティなのだ。

それを裏付けるように、今大会は数多くの企業がスポンサーとして協力していた。なかでも注目は、スイスの高級機械式時計ブランド“クストス”や、時計と宝石を取り扱う“宝石の八神”。世界的有名メーカーや地元の老舗専門店がサポートに加わるあたりにウェイクサーフィンの注目度の高さが見てとれる。

ちなみにFineも大会を全面的にサポート!


開催場所のりんくうビーチは、競技を行う場所とギャラリーの距離が近いのが特徴。防波堤から選手たちのスタイル全開なトリックを楽しんだり、大型モニターでより臨場感のあるリアルな中継を楽しんだりと、ウェイクサーフィンの大会を楽しむのに最適な会場となっていた。また、会場の盛り上がりに惹きつけられるように通りすがりの人もギャラリーとして参加する、なんて一幕もあったようだ。

そんな中部大会には、総勢55名の選手たちが参加。アウトローと呼ばれるアマチュア最高峰のクラスからジュニアクラスまで、全5段階にクラス分けされ、各クラスで熱い戦いが繰り広げられた。また今回はジャパンオープンとは異なり、プロクラスの試合は行われなかったが、3名のトッププロたちによるデモンストレーションを開催。プロたちの迫力あるトリックの数々を楽しむこともできた。

迫力満点なプロたちのライディングはこちら!

中山健太プロ

牧内美奈子プロ

佐々木麗美プロ

もちろん、今大会の主役でもあるアマチュア選手たちも負けてはいない。最近はアマチュアの最高峰、アウトロークラスの選手たちもレベルがぐーんと上がり、プロ顔負けのライディングを見せることも増えてきた。

アマチュアの世界ランキングで4位に入る石本剛志選手。
見よ、この高さ! プロに匹敵する実力の持ち主だ。

こちらは現在ランキング5位の田中隆太選手。
エアをしながらのメランコリーグラブがスタイリッシュ!

最後にPUB MIYAMOTO選手。
なんと彼は世界ランキング1位を独走中!
今シーズンの終了とともにプロに昇格することがほぼ確定している。

CWSA(COMPETITIVE WAKE SURF ASSOCIATION)と呼ばれるアメリカに本拠地があるウェイクサーフィンの世界的競技団体が開催する大会では、WRS(WORLD RANKING SYSTEM)と呼ばれる世界ランキングを採用しており、プロだけでなくアマチュア選手も常に世界中の相手とランキングの順位を競い合う。そんな中で、前述の3選手はアマチュア最高峰のクラス(アウトロークラス)で1位、4位、5位と上位に位置している。このクラスで年間3位以内に入るとプロ資格がもらえるため、世界の実力者だけでなく、日本人選手同士でも最後の最後まで凌ぎを削ることになりそうだ。

ちなみに中部大会と合わせて音楽ライブ“SUNSET EIGHT”が同時開催。 大会を盛り上げるべく、数多くのアーティストやDJがライブを行った。なかでも、シンガーソングライターとして活躍するTEEとmomocaの2名によるパフォーマンスは大盛り上がり。こうしたスポーツとエンタメが融合した企画は、今後各地で行われる大会でも積極的に取り入れていくそうだ。

ぜひ、次回の大会を楽しみにしつつ、機会を見つけてウェイクサーフィンの大会を見に行ってみよう! きっと、ウェイクサーフィンに挑戦したくなるはずだ!

大会情報やウェイクサーフィンについて知りたい方はこちらをチェック! https://www.cwsa.jp

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