待ちに待った夏フェスの季節がやってきた! 特に楽しみなのが、2年ぶりの開催となるフジロックフェスティバル ’22。目当てのアーティストのライヴを全力で楽しむために、より快適なフェス時間が過ごせる便利なアイテムを手に入れておくと安心だ!

ハロ・コモディティーのサコッシュ付きハット

落ち着きのあるブラウンカラー。付属のサコッシュと一緒に使えば、小物のカラーが合わせられ
るので、これを軸にスタイリングを決めてもいいかも。4950円(エイチ ビューティ&ユース 03・6438・5230)

ハット自体をサコッシュの中に収納することもできる。使っていない時は、しまっておくと便利だ!

ひと粒で2度おいしいハットで日差し対策を。

週末のフェスが楽しみ過ぎて、ほかに何も手がつかない。頭の中はタイムテーブルでいっぱいだ。そんな、はやる気持ちを抑えつつ、持っていくものの準備を始めなきゃ。フジロックは山の中で行われるだけあって、対策することがたくさん。雨だったり、虫除けだったりと、注意することが多いけど、それらの準備も含めてワクワクしてくる。そんな気分をよりアゲてくれるのが、ハロ・コモディティーのハットだ。強い日差しに体力が奪われないよう、帽子が欠かせないフェス。少し深さのある4枚ハギでクラウン形に構成されたこのハットは、UV カット機能が付いているから紫外線対策に最適。天然素材を使用したかのような見た目で、すっきりとした形状をしているので、顔まわりが重く見え過ぎず、夏にピッタリだ。また、手入れが楽チンなポリエステル素材を採用しているので、速乾性が高く、丸洗いできちゃうのも嬉しいポイントのひとつ。それだけでも、活躍間違いなしのハットなんだけど、同素材のサコッシュが付属されるという点にも注目したい。首からゆるっとかけておけば、会場内で両手が空くし、身軽に過ごすことができる。急に風が強くなってきた時は、飛ばされていくことがないよう、サコッシュのひもを外して、ハットのアゴひもとして使えるようになっているところも気が利いていていいよね。このアイテムひとつで、フェスに持っていくものチェックリストの2カ所が埋まっちゃったんじゃない?

ノマディックス×ラジャブルックのポリエステル素材タオル

毛足が短いため肌触りはサラサラと心地いい。地球環境の改善に取り組むノマディックスのアイテム
だから、素材にはリサイクルポリエステルを使用。6930円(ジャーナル スタンダード ヤッホーストア 080・4751・1644)
品質タグには材質とともにどんなシーンでも対応できることを感じさせるメッセージが記されている

デザインと機能性の融合でまわりに差別化を図る!

盛り上がっているうちに汗をかいたり、突然の雨が降ったり、フェスにはぬれる場面が多いから、タオルは欠かせない。でも、どうせ使うものなら、気分がアガるアイテムを選びたいところだ。そこで、米国発のタオルブランド、ノマディックスと東南アジアの文化や音楽などからデザインの着想を得た、ラジャブルックのコラボアイテムをオススメしたい! これは、ラジャブルック特有の大胆な色や独特な絵柄を使った上品で繊細なグラフィックに、イエローのブランドロゴがアクセントになっている一品。デザイン性もさることながら使い勝手がよく、あらゆる場面で活躍してくれるはずだ。また、汗やぬれたカラダを拭いた後に洗っても、水切れがいいから乾かしやすいし、内側に引っ掛けるためのループがついているため、置き場所にも困らない。アクティブなシーンで使えるポイントがいっぱいのタオルなのだ。ちなみに、そべれるくらいのサイズ感と丈夫な素材で作られているから、座って音楽やフェス飯を楽しみたい時に、地べたに敷いてラフにくつろぐなんてこともできる。作りが薄手かつシワになりにくく、バッグに気兼ねなく突っ込んで、持ち運びしやすいところもいいよね。他人と被らないデザイン性と1人2役、3役もこなせる機能性を兼ね備えたこのタオルに、自分なりの使い方を見つければ、イベントの楽しさがもっとアップするはず。さあ、フェスを味わいつくそう!

コールマン×アーバンリサーチのヒーリングチェア

アウトドアシーンで主流となっているローチェア。落ち着いたカラーリングでどんなキャンプサイトにもなじみやすい。[ 使用時:W58× H76×D57cm、収納時:W11× H90× D19cm]。5940円(アーバンリサーチ オンラインストア 050・2017・9011)
チェアの背面には大きめのポケットがひとつ。タイムスケジュール表やドリンクを入れておくのに便利だ
ミリタリーカラーの生地に合わせて、プロダクトナンバーも軍もので使われるようなフォントを採用

にぎやかなフェス会場であえて硬派なタクティカルグレー!

まず、フジロックに繰り出す前に知っておいてほしいことがある。組み立て式チェアの持ち込みがNG なのだ。昔はカチャカチャとポールを結合させてセットするタイプのイスがOK だったけど、解体&組み立てを面倒くさがり広げたまま持ち運ぶ人がたくさんいて、フレームの突起部がほかの来場者にぶつかり危険!ということで現在では禁止となっている。でも、ここで紹介するチェアなら心配無用だ。パタンとたたんで収納ケースに突っ込み、肩掛けして持ち運ぶタイプだから、フジロックのルールにもばっちり対応! いろんなアーティストを観にステージの移動を繰り返すフェスでは、このシンプルな使い勝手が威力を発揮してくれる。座面幅もそこそこあるので、ハンモックに包み込まれるようにリラックスしてライヴ鑑賞を楽しめるはずだ! そして別注モデルとなるこちらはデザインも秀逸で、注目すべきは通常のコールマンにはないソリッドなタクティカルグレー。製作段階で何度も色出しをやり直し、試行錯誤の末に到達したというミリタリーなグレーは、渋~い雰囲気が漂う。洒落者たちが集うフジロックでも、ひときわ存在感を放ってくれそうだ。

グラミチ×ビームスのフィッシングショーツ

バックポケット部分にある同色ブランドロゴのさりげなさがポイント。撥水力が高く水辺でも使えるこの水陸両用パンツは、突然の悪天候に襲われがちな野外フェスに持ってこいだ。 1万2650円(ビームス 原宿 03・3470・3947)
フロントにはベルクロタイプのフラップポケットが6つついているから、小物を安心して収納できる

突然の雨にも対応する収納力の高いショーツ。

夏にフェスというイメージを持っている人は少なくないはず。もちろん、青空のもとフェスを楽しめれば文句なし。でもそういう日に限って天候に恵まれないというのはよくある話。そんな日は、思いきり遊べるグラミチ×ビームスのショーツをはいていこう。グラミチといえばロッククライミングにルーツがあるブランド。その代名詞ともいえるアイテムがG ショーツだ。この機能性抜群の定番アイテムに、ビームスが釣りの場面にもあったら便利な要素として、フロント部分に多数のポケットを追加した。ここには、必需品のスマホや小銭はもちろん、日焼け止めやサングラス、あると便利なモバイルバッテリーなども入れることが可能。大小さまざまな形をしているから小物を分けて収納でき、すぐに取り出せる点も便利だ。やっぱり、フェスでは両手が空いた状態で遊びたいし、リュックを持つのも窮屈。だからこのパンツをはいて出かけるのが最適じゃない? さらに雨でもはける撥水性のあるパンツだから、天気に左右されることなくシーンレスに使えるのも嬉しい限りだ。この夏はこんな魅力たっぷりのフィッシングショーツをはいて、思いきりアクティブに楽しもう!

キウ×イズミダ・リーのレインポンチョ

フードはドローコードを配置し好みのフィット感に調整可能。また、本コレクションには、イズミダ リー本人が商品選定から参加している。9240円(“ ザ キャンプ”フリークス ストア 0280・47・1186)
ポンチョはパッカブル仕様になっている。同デザインの収納袋にもスッとしまえて、面倒に感じがちな持ち運びも楽チンだ

筆タッチのレインドロップ柄で、厄介な雨を華麗に流す!

傘を持って行く。これは野外フェスにおいてタブー。じゃあ、雨対策をどうす
ればいいのか。例年、見慣れたシースルーのカッパや、水を通さないマウンテンパーカの着用者をよく見かけるけど、せっかくのフェスなんだし、気分のアガるデザインのものを着てもいいんじゃない? そ
こで、このレインポンチョの出番だ。大人の外遊びを応援するブランド、キウと今や飛ぶ鳥を落とす勢いのイラストレーター、イズミダリーがコラボした1着。前者にいたっては、今年、フジロックに協賛。作り云々の前に、背景からまさにぴったりのアイテムってわけだ。デザインは東ドイツ軍やチェコスロバキア軍のジャケットで見られた、レインドロップ柄。それをイズミダ・リーらしい筆のタッチで表現しどこか温かみのあるルックスへと仕上げた。肝心の生地は、防水透湿性を備えた3レイヤーのものを使用。防水のみだとムレてしまうため、夏には不便だが、これはちゃんと透湿を持っているから安心だ。また、フロントは止水ファスナーとパッチボタンのダブル仕様。雨が浸入するスキを与えない。今回のフェスはもちろん、キャンプや釣りといったアクティビティに限らず、街の雨具としてもサマになるデザインなので、雨対策に傘しか持っていないという人はぜひ検討してみてね!

ナノ・ユニバース×サウザンドマイルのライトシェルベスト

素材は、ナイロン100%で耐摩耗性に優れている。フードを被れば、自分の頭の形に合わせてドロー
コードで調整可能だ。1万5400円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス 0120・70・5088)
裏地がメッシュになっているので、汗をかいたり、雨にぬれたりしても乾きやすい。これなら、蒸れやすい季節に着こなしても快適に過ごせるはずだ

夏フェスの防寒着に最適なのは温度調整ができる軽量ベスト。

標高1000m近い高原の中で行われる、フジロック。朝晩は気温10度前後と冷え込みやすいのが難点だ。また、例年雨に見舞われることも多いので、防寒着と雨具必須だろう。だが、言っても季節は夏。暑
過ぎず寒過ぎない快適に過ごせるアイテムが欲しいところだ。そんなとき、このベストをセレクトするのはどうだろう。さらっと羽織れる軽さだから身動きもしやすい上、腕の涼しさは担保しつつ、程よい暖かさを保ってくれるので温度調整がしやすい。踊って暑くなっても、前面を開けて風を通してあげれば大丈夫だ。おまけにシワになりにくい素材となっているので、たとえば着替えやキャンプギアでぎゅうぎゅうになっているバッグに詰め込んでもへっちゃら。後のことを心配せずに、収納できるのは嬉しい限りだ。デザインは、90年代のフィッシングウエアから着想を得てアップデート。ヴィンテージにあるようなナイロンの独特なシャリ感と光沢のある生地を採用している。アクティブなシーンを想定しつつ、タウンユースできるデザインと素材のため、普段着にもうまく溶け込むことができる1着。場所を選ばず持ち運びもしやすいアイテムは、役立つこと間違いないだろう。フェスのおともに選んでみてはいかが?

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