多彩な造形と彩色で僕らを魅了するヘドラソフビ。CCP JAPAN、まんだらけ、ブルマァクという3つのメーカーごとの個性を比べながら、気になる最新ヘドラをチェックしよう。
ソフビメーカー①
CCP JAPAN
シーシーピージャパン
緻密な造形と重厚な塗装で支持されるリアル志向の大人向けソフビを展開している。
当時の傑作カラーを
現代的にアップデート!
CCPの人気シリーズ〝アーティスティック・モンスターズ・コレクション〟に、煙突ヘドラ上陸期の1970年のオマージュ版が登場。昭和の時代に発売された当時のサイケデリックカラーを軸に、メタリックな塗装で仕上げた豪華極彩色仕様だ。瞳の細かさにも注目を。
かわいげたっぷりの
パステルカラー!
両腕を広げて迫り来るヘドラ上陸期を淡い彩色と美しいグラデーション塗装で表現した1体。パステルカラーで愛くるしさが増す反面、艶やかな瞳と躍動感あるポーズは怪しげなムードも漂う。よりアートな感覚でソフビを楽しむなら、こんなカラーもいいはず。
ナイトメアカラーで
とことん妖異に!
腕を前に垂らし、妖しく佇むヘドラ成長期ナイトメアバージョン。ブラック、パープル、レッドを組み合わせたメタリック塗装で、複雑なヘドラの流体を巧みに表現した。全体のダークな雰囲気と、鋭い眼光とが相まって、怪獣としての恐ろしさを思い起こさせる!
ソフビメーカー②
MANDARAKE
まんだらけ
著名人や気鋭作家との限定コラボで独自路線を開拓。コレクター心を刺激するソフビを作り続けている。
登場シーンを想起する
小道具付きの豪華版!
人気ロックバンド、怒髪天のヴォーカルとして活躍しつつ、ソフビコレクターとしても知られる増子直純が完全監修。クリアグリーンとグラデ塗装のボディに劇中小道具付きというなんとも贅沢な1体だ。まんだらけが主催する創作ソフビ決起集会の完全限定版となっている。
ソフビメーカー③
BULLMARK
ブルマァク
昭和の時代から脈々と続く、怪獣ソフビの老舗。カラフルでレトロ感あふれる造形が人気!
乳白成型でつくる
懐かしくも新しい1体。
不安定なヘドラのデザインを、ソフビならではの温かみあるバランスで造形したブルマァクの最新作。乳白成型にイエロー、レッド、グリーンを施した柔らかな雰囲気のミルキーイエローカラーが特徴だ。透明感ある素体に映えるポップな彩色で、伝統と新しさが融合している。
photo : Norito Ohazama edit & text : Kanta Hisajima











