12月6日〜9日に幕張メッセにて開催された、アメコミ、映画、ポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション2024」（以下「東京コミコン2024」）。豪華セレブが登場するステージ、映画の中に登場した車や小道具など貴重な展示物、人気映画やドラマのグッズ販売など会場の隅々まで楽しめる盛りだくさんな内容だった。
そもそも東京コミコンって？
マーベル・コミックスの編集長を長年務めた“ポップ・カルチャーの父”、スタン・リーとアップル共同創業者の1人のスティーヴ・ウォズニアックが立ち上げたテクノロジーとポップ・カルチャーの祭典「シリコンバレーコミコン」の姉妹イベントとして2016年から開催。国内外の映画、コミックなどの最新情報の公開、企業の出展、海外セレブ俳優との交流などが体験できるイベントとして親しまれている。
豪華セレブ俳優が勢揃い！
熱気あふれるオープニングでサプライズも！
東京コミコン2024の幕開けを飾るオープニングセレモニーからステージ前は豪華セレブを見に来たファンで一杯に。今か今かと待ちわびるファンたちの前に、ついにセレブたちが登場！ 今回初来日となるジョン・ボイエガの登場を皮切りとして、アンセル・エルゴート、ダニエル・ローガン、モリーナ・バッカリン、ベン・マッケンジー、ジェイソン・モモア、マッツ・ミケルセン、ベネディクト・カンバーバッチ、ジュード・ロウ、C.B.セブルスキー、クリストファー・ロイドが一堂に会した。総勢10名を超えるセレブたちの姿にはまさに圧巻。しかも、海外ドラマに初主演した山下智久がサプライズで登場するなど盛大な盛り上がりを見せた。
『スター・ウォーズ』の歴代キャストが集結！
最後はシリーズのあの言葉を斉唱！
東京コミコン2024の最初のセレブステージとなる「東京コミコンにフォースあれ！ スター・ウォーズ・ギャザリングステージ」がスタート。コミコンの名物とも言えるコスプレイヤーの方々が、思い思いの『スター・ウォーズ』シリーズの衣装をまとい登場。そこに、新ドラマ『スター・ウォーズ：スケルトン・クルー』に出演のジュード・ロウ、スター・ウォーズ続3部作のフィン役のジョン・ボイエガ、『スター・ウォーズ エピソード2／クローンの攻撃』でボバ・フェット役を演じたダニエル・ローガンが登場。各々の『スター・ウォーズ』シリーズへの思いを語ってくれた。
また、日本のコミコンの良さを聞かれたダニエル・ローガンは「ファンのみなさんが日本のコミコンをすばらしいものにしている。そして、日本人は礼節を保つのでみんなまた来たくなる」と答えると、会場は歓声が湧き上がった。最後に３人は会場を埋め尽くしたファンたちと共に「May The Force Be With You!（フォースと共にあらんことを）」の決め台詞を叫び、トークを締め括った。
大ヒット映画の小道具の展示や
限定グッズの販売に心躍る！
ハリウッドセレブが出演する大興奮のイベントステージのほかには、『スター・ウォーズ』に登場するドロイド・R2D2、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや『007』シリーズのボンドカーなど人気映画の小道具や車の展示だったり、マーベルの人気シリーズ「アベンジャーズ」のキャプテン・アメリカのシールド（盾）を持って写真が撮れるフォトスポットなど、いろいろと見てまわっていると時間が経つのを忘れてしまう。もちろん、種類豊富なTシャツやフィギュアなどの限定商品の販売、国内外のアーティストがその場で制作したオリジナル作品を販売するブースなどグッズ関連も充実していた。
3日間合計で74290人の来場者を記録し、大盛況の内に閉幕した東京コミコン2024。次回は、2025年5月2日〜5日の3日間、インテックス大阪で大阪コミコン2025の開催が決定。しかも、その後、同年12月5日〜7日の東京コミコン2025の開催も決まった。来年もコミコンから目が離せない。
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