サーフボードを積みやすいコンパクトSUV 5選!

休日を使ってサーフィンに行く際、必要となるのがクルマという存在だ。しかもサーフボードという大きなギアを積載しなくてはいけないと考えると、自然と大きなクルマに目が行きがち。だが、街においてつかいやすいコンパクトSUVと呼ばれる人気のサイズ感の中にも、サーフィンに適したクルマはいっぱいある。ここではその中でも使える5台のコンパクトSUVを紹介するので、チェックしておこう。

サーフボードを載せられる、コンパクトSUVはコレ!

  • VOLKS WAGEN/TIGUAN
  • JEEP/COMPASS
  • TOYOTA/CAROLLA CROSS
  • VOLVO/XC40 RECHARGE PLUG-IN HYBRID
  • MITSUBISHI/ECLIPSE CROSS PHEV

VOLKS WAGEN/TIGUAN 

フォルクスワーゲン/ティグアン

SUVのど定番ともいえるフォルムを持ちつつも、乗り味と使い勝手は最新式。

日本に導入されているフォルクスワーゲンのSUVカテゴリーの中では最もボディサイズにゆとりがある。高さは低めに抑えながらも、車幅やホイールベースに余裕を持たせた設計は、室内空間の快適さを高めることを重視したものだ。このボクシーなシルエットは、SUVの王道ともいえる荷物を載せやすいシルエットなので、サーフボードみたいな長尺物だけでなく、ギアをいっぱい必要とするキャンプでも活躍してくれるだろう。

後部座席は40:20:40の分割可倒式。すべての背もたれを前方に倒すと、ラゲッジルームの容量が約1000リットルも増え、1655リットルまで拡大する。荷室自体はスクエア形状なので、デッドスペースを最小限に抑えて荷物を積むことが可能。鍵を持ちつつ、リアバンパーの下を足で左右に振るだけでリアゲートを開けることができるパワーテールゲートはサーフボードを持っているときの強い味方だ。

SPEC(グレード:TSI ファーストエディションの場合)

パワーユニット:直列4気筒DOHC インタクーラー付きターボ(4バルブ)

総排気量:1497cc

駆動方式:FF

トランスミッション:7速DSG

乗車定員:5名

車両寸法:全長4515×全幅1840×全高1675mm

燃料・燃費:無鉛プレミアム・14.3km/L ※WLTCモード

/TIGUANについて詳しく知りたい人はコチラ

JEEP/COMPASS

ジープ/コンパス

走りもルックスもパワフルな伝統の7スロットグリルは、海への足として最適。

ジープブランドが誇る本格派SUVの中でも、コンパクトさが魅力のコンパス。3分割可倒式のリアシートに加え、助手席のシートバックも倒すことができるので、長めのサーフボードだって余裕で積めてしまう。しかも荷室の高さをフロアボードによって調整できる点も見逃せないポイント。走りに関しても、自然吸気エンジン特有のナチュラルな加速が心地よいので、海までの行き帰りのドライブも楽しくて仕方ないはずだ。

フロントとリアの幅を少し広めに設計することで、居住スペースはより大きく確保されている。後部座席の足元にもかなり余裕があるので、リアシートに仲間や家族を乗せるときも快適に過ごすことができそうだ。 

SPEC(グレード:リミテッドの場合)

パワーユニット:直列4気筒 マルチエア 16バルブ

総排気量:2359cc

駆動方式:4WD(オンデマンド方式)

トランスミッション:電子制御式9速AT

乗車定員:5名

車両寸法:全長4400×全幅1810×全高1640mm

燃料・燃費:レギュラー・11.8km/L ※JC08モード

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TOYOTA/COROLLA CROSS(HEV)

トヨタ/カローラ クロス

開放感+ゆとりの空間で、普段使いの幅がグ〜ンと広がる。

1966年から続く、カローラシリーズ初のコンパクトSUV。狭い路地でもスイスイ走れる取りまわしのよさが持ち味だが、ラゲッジルームの大きさも魅力のひとつ。ちなみに5人乗車時の荷室容量は487リットル。さらに開口部の高さを小柄な人や女性でも荷物をラクに積み下ろしできる720mmに設定している点も見逃せない。これは、大きなキャンプ用のコンテナや長いサーフボードを積み際に男性でも嬉しいポイントだ。また、このクルマは1.8リットル直4エンジンとともにモーターを動力源として搭載したHEV車。それゆえに静粛性が高く、サーフィンのように早朝出発が多いアクティビティを楽しむ人にとっては住宅街を走る際のストレスがなく、快適なはずなのだ。

ラゲージアクティブボックスと呼ばれるオプションパーツを使えば、リアシートを倒した際の段差を解消することができる。耐荷重130kgという強度を誇るので、マットを敷いて横になることも可能だ。

SPEC(グレード:ハイブリッドSの場合)

パワーユニット:直列4気筒+モーター

総排気量:1797cc

駆動方式:FF

トランスミッション:電気式無段変速機

乗車定員:5名

車両寸法:全長4490×全幅1825×全高1620mm

燃料・燃費:レギュラー・26.2km/L ※WLTCモード

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VOLVO/XC40 RECHARGE PLUG-IN HYBRID

ボルボ/エックスシー40 リチャージ プラグインハイブリッド

荷物が載るだけでなく、地球にも優しいクルマ。

このクルマ最大の特徴は電気でもガソリンでも走れるプラグインハイブリッド車(以下PHEV車)であること。基本的には電気を使って走ればいいのだが、サーフィンみたいに海まで遠出しなくてはいけないときは、バッテリー切れなど不安要素が多い。ただ、ガソリンでも走行可能なPHEV車なら話は別。移動距離が短ければ、電気を使って財布にも地球にも優しい走りをすればいいし、移動距離が長い場合は都度ガソリンを使いながら移動すればいいのだ。もちろんSUVらしくラゲッジルームに余裕があるので、アクティブなライフスタイルのよき相棒として最適なクルマといえるだろう。

全幅が1875mmとゆとりのある一方で、全長は4425mmと意外に短い。コンパクトなサイズ感ゆえ、SUVらしい力強い佇まいながら、海でも街でも取りまわしは抜群だ。リアシートには40:60の分割加倒式を採用している

SPEC(グレード:T5 Inscriptionの場合)

パワーユニット:水冷直列3気筒DOHC 12バルブ(インタークーラー付きターボチャージャー)+電気モーター

総排気量:1476cc

EV駆動用バッテリー:リチウムイオン電池

駆動方式:FF

トランスミッション:電気制御前進7速AT ギアトロニック

乗車定員:5名

車両寸法:全長4425×全幅1875×全高1660mm

燃料・燃費:無鉛プレミアム・14.0km/L ※WLTCモード

EV走行換算距離:45.6km ※WLTCモード

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MITSUBISHI/ECLIPSE CROSS PHEV

三菱/エクリプス クロス PHEV

電気を作れるSUVで、サーフィンもキャンプも快適に。

大容量バッテリーだけでなく、高機能なジェネレーターを搭載しているため、電気を作り出す能力に長けている。約46分のアイドリングで80%ほどの充電ができる高いチャージ力を生かした給電機能は、サーフィンだけでなく、キャンプなどのアクティビティでも強い味方となってくれるはずだ(1500Wまで使えるので、家電も使用可能)。ラゲッジルームが広く使えるクーペ型のフォルムなので、さまざまなギアを詰め込み、休日はアウトドアへと繰り出そう。

三菱自動車が展開する3つのSUV(アウトランダー、エクリプス クロス、RVR)の中で、1番バランスのとれた車種。悪路にも強いグラベルモードと呼ばれる走行モードも搭載しているので、サーフシーンにありがちな、砂浜の駐車場でも安心して走ることができるはずだ。

SPEC(グレード:Pの場合)

パワーユニット:2.4L DOHC 16バルブ 4気筒 MIVEC+電気モーター

総排気量:2359cc

EV駆動用バッテリー:リチウムイオン電池

駆動方式:4WD

乗車定員:5名

車両寸法:全長4545×全幅1805×全高1685mm

燃費(ハイブリッドの場合):16.4km/L ※WLTCモード

EV走行換算距離:57.3km ※WLTCモード

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写真/鏑木 穣(SIGNO)、瀬田秀行 スタイリング/井上裕介、田川 匠(remix)

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