“メイド オリジナルス<MADE ORIGINALS>塗り替える。何度でも。”のメッセージのもと、今、アディダス オリジナルスが新たな未来を描こうとしている。そこで、アディダス オリジナルスの歴史をけん引してきたスタンスミス、スーパースターを次世代に向けて再定義すると同時に、今回常田大希が着用したニューモデル、NMD_V3 を新たなストリートカルチャーのアイコンとして発売。
本キャンペーンには東京を代表するアーティスト、GUCCIMAZE 、河村康輔、 FACEが参加。NMD_V3、スーパースター、スタンスミスをイメージしたアートワークを製作した。
今回参加したアーティストのFACEと河村康輔の2人に、本キャンペーンのために描き下ろしたアートワークや、NMD_V3の魅力について語ってもらった。
若い子だけでなく同世代にも履いてもらいたい。
-FACEさんにとってアディダスってどんなイメージですか?
僕が生まれたときから、アディダスさんはありますし。サッカーもやっていたので、日常的にあるイメージ。逆にお仕事させてもらってありがとうございます、という感じですね。小中高でサッカーをやっていて。当時は他にもスポーツブランドはあったんですけど、サッカーのクラシックといえば、アディダスってというイメージ。それに、代表のユニフォームも手掛けていたこともあったので。
-それから時を経て今やお仕事として関わるまでに。今回のキャンペーンでGUCCIMAZEさん、河村康輔さんとご一緒しましたが、おふたりの作品は今までチェックしてきていましたか?
河村さんは僕より上の世代なので、ずっと見てきた人ですけど、その点、GUCCIMAZEくんは、ちょっと下というのもあって、あまり見てきてないんですよね。でも、作っているものは、音楽でもあるんですけど、自分にはないというか。もちろん通ってきていない道なので、新しいしかっこいいことをやっているなって思いますね。
-今回のアートワークは、どのようなことを意識したのでしょうか?
個人的に好きな色が青で、自分の作品の中でも青を使うことが多いんですよ。なおかつアディダス オリジナルスのイメージカラーが青なので。あまりこうしようというのもなくて、普段通りにあの形に落とし込んでいます。
-アディダス オリジナルスだから青を使って、というわけではないということですね。
合わせているとするなら、300っていうアディダス オリジナルスが使っている色のトーンがあるんですけど、そこに合わせるぐらいですね。
-本キャンペーンの目玉であるNMD_V3。普段ハイテク系って履きますか?
僕はどちらかというと、ペタンコの靴が好きでハイテクをあまり履かないんですよ。でも、ある時アディダスさんと一緒に仕事をさせてもらうようになってから、よく履くようになってきて、やっぱり履きやすいなと。
-実際に、履いてみていかがですか?
アディダスさんのハイキングモデルをよく履いていて。それもこのNMDと同じブーストミッドソールを使っていて、めちゃくちゃクッション性を感じるんですよ。だから、これも履き心地が本当にいいなと。歳をとるとともに余計それを実感しますね。
-最後にこの1足がどのように広まって行ったら嬉しいでしょうか?
イメージ的には若い子たちに、と思いますけど、僕的には同じ世代にも履いてもらいたい。意外に中年の世代って新しいものを取り入れないので。「こんな履きやすいのが出ているんだ」って、僕と同じ感想を抱いてほしいですね。
かっこいいから買う。機能性はそのあとでいい。
-今回のキャンペーンにおいて、キングヌー<King Gnu>も一緒に仕事して、GUCCIMAZEさんとは一緒に作品を作ったり、決して目新しい感覚はないなと勝手ながら思ってしまいました。
依頼が来たときは、そんなにメンツに関して意識してなかったんですけど、いざちゃんと見たら、メンツおもしろって。FACEもグッチ<GUCCIMAZE>も両方普段から遊ぶような仲なので。ある意味、安定のメンツだなと。ほっといてもいいもんなるだろうと思っていました。
-安定のメンバーで構成したキャンペーン。そもそも河村さんにとってアディダスのイメージってどのようなものなのでしょうか?
アディダスと仕事をするとき、いつも街というテーマが多い気がする。屋内というよりは屋外というイメージですかね。
-アディダスというと、スポーツというイメージが一般的だと思いますが、河村さんにとっては街というイメージと。
スポーツというイメージはあまりないかな。もちろん、スポーツブランドではあるんですけど、子どものころからスポーツをやっていなかったっていうのもあって。街で履いている人たちを見て、知っている靴だったので、ほんとに街というイメージ。スケボーするときにスーパースターを履いていたり、音楽だったらキャンパスを履いたり、そのイメージが強かったですね。
-今回のアートワークは、どのようなことを意識したのでしょうか?
前提のテーマが、原宿×スーパースター。それで、スーパースターに紐づくいろんなことを考えて。たとえば、ランDMC<RUN DMC>使ったりとか、東京を象徴する人を使ってコラージュしたり。いろいろなことを考えましたけど、やっぱり自分の中で原宿×スーパースターというと、中高生のときに見ていた裏原宿のムーブメントのイメージが強くて。その雰囲気とわかりやすいものを出せたらいいなと。
-本キャンペーンの目玉であるNMD_V3。実際に、履いてみていかがですか?
ブーストミッドソールのシューズはもともと履いていたんですけど、最近までローテクばっかり履いていたので、久々に履くと軽いし、履き心地がいいなと。アメリカに行くとき、毎回ヘトヘトなるんですよ。だからそういうときにベスト。デザイン性を見ても、すごい高いんで。やっぱりこういう形を見ても、スポーツというイメージはなくて、普段履きのイメージだなと。
-最後にこの1足がどのように広まって行ったら嬉しいでしょうか?
機能性より見た目で広まってほしい。スポーツから入っていないので、歩いてラクとか考えてなくて、ビジュアルでしか見てないので、そっちで広まってほしいですね。
-かっこいいから買う。ジャケ買いにも通ずるものがありますね。
別にそれが重くても軽くても(笑)。結局カッコイイなと思って買って、履いてラクじゃんってリピートして買うというのがベストなのかな。
-履き心地はあくまで副次的なモノでいいと。
それはすごい重要だと思うんですけど(笑)。僕的にはそういう買い方をしてきてないので、スーパースターでもNMD_V3でも、他の靴でも自分の好きな形を最優先して買っているので。そういうのでもいいのかな。
独自の視点で、ブランド、NMD_V3について語った2人のアートワークは、キャンペーン中、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿で展示。
また、同店ではカスタムプリントサービス、メーカーラボにて、購入したアパレル、シューズなどのアイテムをカスタムすることも可能だ。新生アディダス オリジナルスを体感すべく、ぜひ原宿店に足を運んでみてはいかがだろうか。