2024年7月26日(金)・27日(土)・28日(日)の3日にかけて、新潟県湯沢町苗場スキー場で開催されたFUJI ROCK FESTIVAL’24。比較的天候にも恵まれた今回の開催では、前夜祭から延べ9万6000人が来場し朝から晩まで音楽を軸に飲食やイベントを楽しんだ。
そんな今年のフジロックではみんなどんな格好をした? どんなアーティストがステージを盛り上げた? フードはどんなものがあった? さまざまな方向からレポートしていくよ!
まずは来場者スナップをダイジェストで!
→スクロールで続きをチェック!
アーティストのさらささんをはじめ、フジロックでのファッションを自由に楽しむみなさんをスナップ! 色や柄使いや、アイテムの組み合わせなど、都会派フェスとは違ったスタイルが散見された。バンダナは継続して人気で、機能的な服もアウトドアフェスを快適に過ごすために有用だった。
特に印象的だったフードは?
オアシスエリアで今年も営業していた、フジロックの定番中の定番、苗場食堂のきりざいめし(600円)に温玉漬物の両乗せ(+200円)をひとまず実食。納豆に刻んだ野菜を混ぜた新潟県の伝統料理「きりざい」をたっぷり使った料理は、優しい味でフジロックに帰ってきたなと実感できた。
アバロンフィールドでは森のハイジカレーで男盛り(2000円)を実食。トッピング全部乗せで、ガッツリメニューだが、たくさん動いた後だからペロリといただけた。カレー自体もコクがあってどこか懐かしく、フジロックにきたら絶対食べたいメニューのひとつ。
そんな中でもベストメニューは?
Fine編集部的に一番美味しかったのは、パレスオブワンダーで営業していた麺屋酒房鶏の陣のサバサンド(600円)。大きめの切り身を豪快に揚げたサバフライをトマトソースなどで味付け。具材がジューシーかつ3種類ほどのソースのハーモニーが最高だった!
Fineが注目していたアーティストのステージはいかに?
事前記事(https://fineonline.jp/culture/post-12633/)で紹介していたアーティストを中心に、さまざまなバンドやDJと出会った今回のフェス。その中でも印象に残ったアーティストをレポート!
26日(金) 22:00〜 ホワイトステージ
PEGGY GOU
初日のホワイトステージのトリを飾ったPEGGY GOU。アジア人テクノDJとして世界中で活躍する彼女のステージには、The Killersの裏でありながら初っ端から多くの観客が集まった。夜のホワイトステージで踊る、そんなフジロックの最高な瞬間を後押しする選曲に、お酒が進む進む……果たしてコカレロブースに何度足を運んだのだろうか……。クールな出立ちの彼女に、かわいらしいVJのコントラストもまたステージを盛り立ててくれた。「(It’s Goes Like)Nanana」がかかった時にステージのボルテージは最高潮を迎え、最後まで熱狂のまま進んでいった。
28日(日)21:10〜 グリーンステージ
NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS
グリーンステージの大トリを務めた我らが兄貴、ノエル・ギャラガー率いるこちらのバンドは、開始前から多くのファンが集った。NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS名義で発表されている曲からスタート。すでに10年以上もこちらのバンド名で活動していることもあってか、だいぶ観客にも曲それぞれが板についてきたようだ。終盤からアンコールにかけては、OasisカバーやJoy Divisionカバーなどを大盤振る舞い。シンガロングしながら涙するファンも見られ、大円団でライヴを締めくくった。
ほかにもたくさんの最高のアーティストが!
27日(土)14:00〜レッドマーキー
GLASS BEAMS
密かに注目していたバンド、GLASS BEAMSのライヴは東洋と西洋を掛け合わせたかのようなサウンドで、観客を虜にしていた。テクノのようなサイケトランスのような音をバンドで響かせるステージングに、思わずやばいと漏れるのも納得のライヴだった。
ほかにも初日深夜にクリスタルパレステントで見たCHRISTONE “KINGFISH” INGRAMの超絶ギターに感動したり、最終日の250の速さに思わずカラダが乗ってしまったりと見どころたくさんだった今年のフジロック。
来年はどんなアーティストが登場し、このフェスを盛り上げてくれるのか? 終了してすぐだけど、ワクワクが止まらないよね。
さてさて恒例のこの看板も出ていたことだし。2025年7月25〜27日の予定を今から開けておこうか!