1度着たらずっと着ていたい!? 〈パタゴニア〉の〝ナノエア〟をアスリートが愛する理由とは?

寒いときは暖かく、動いて暑くなれば余分な熱を逃がしてくれる。そんな相反する機能を両立させたのが〈パタゴニア〉の〝ナノエア〟シリーズだ。2014年の誕生以来、進化を重ねてきたこのウエアは、過酷な自然環境に挑むアスリートたちからも支持されている。では、実際にどんなところが優れているのか? クライミング、トレイルランニング、スノーボード、それぞれのフィールドで活躍する3人のアンバサダーに、その魅力とリアルな着用感を聞いてみた!

右/パタゴニア・トレイルランニング・アンバサダーの木村大志さん 中/パタゴニア・スノーボード・アンバサダー加藤彩也香さん 左/パタゴニア・クライミング・アンバサダーの王鞍彗介さん

 

 

2014年の誕生から進化を続ける!
〈パタゴニア〉の〝ナノエア〟って?

〈パタゴニア〉の〝ナノエア〟シリーズが誕生したのは2014年。開発のきっかけは、保温性を備えながらも通気性に優れ、多少の風や雨にも対応できるウェアを作れないか、という発想だった。そこで生まれたのが、動いているときも着続けられる〝アクティブ・インサレーション〟という新しい考え方。従来のダウンやフリースとは異なるアプローチで、アウトドアでの快適さを追求してきた。

その後も進化を重ね、現在は中綿の量(1平方メートルあたりの重量)が異なる20g、40g、60gの3タイプを展開。軽量で運動量の多いアクティビティに適した20gの〝ナノエア・ウルトラライト〟 保温性と通気性のバランスに優れた40gの〝ナノエア・ライト〟 そして暖かさを重視した60gの〝ナノエア〟と、活動内容や環境に合わせて選べるラインナップが揃う。さらに2026年には40gと60gのモデルがアップデートされ、通気性や伸縮性、肌触りなどの快適性が向上。誕生から12年を経た今も、進化を続けている。

中綿の量は20g。一番薄いタイプ。非常に軽く「中綿入ってるのかな?」と思うようなような軽さだが、適度な保温力がある。より運動量が多く、発汗量が多いスポーツ向けの製品。[メンズ・ナノエア・ウルトラライト・フルジップ・フーディ]3万5200円(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)

 

中綿の量は40g。程よく使いやすい中間タイプ。[メンズ・ナノエア・ライト・フーディ]4万2900円(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)

 

 

山で培った快適さを街でも!
襟付きのナノエアが新たに登場!?

60gの中綿を採用した〝メンズ・ナノエア・シャツ・ジャケット〟は、ナノエアならではの保温性と通気性を、普段の着こなしでも楽しめる1着。襟付きのすっきりとしたデザインに、スナップボタンを採用することで、アウトドアウェアでありながら街にも馴染む仕上がりに。暖かさをキープしながら余分な熱や湿気を逃がしてくれるので、肌寒い日の外出にもぴったり。山で磨かれた機能性を、毎日の相棒として気軽に取り入れられるのが魅力だ。

襟付き+昨今人気のアーシーなカラーリング。街で着ていてもオシャレに見える見た目ながら、機能性は本格仕様というところに男心がくすぐられる。[メンズ・ナノエア・シャツ・ジャケット]各3万5200円(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)

 

暖かいのにムレにくい!
〝ナノエア〟がずっと着続けられる秘密とは?

アウトドアで快適に過ごすために欠かせないのが、ウエアを重ね着する〝レイヤリング〟という考え方。基本となるのは、①汗を吸い上げて発散する〝ベースレイヤー(ファーストレーヤー)〟 ②体温を保ちながら湿気を逃がす〝ミッドレイヤー〟 ③風や雨、雪などからカラダを守る〝シェル〟 という3つの層だ。

そんなレイヤリングの基本の中で、ちょっとユニークな存在として注目したいのが〝ナノエア〟。保温性と通気性を兼ね備えたミッドレイヤーとしての役割に加え、表地には撥水加工が施されているため、多少の風や雨にも対応できる。つまり、ミッドレイヤーとシェルのいいところを一部兼ね備えているウエアというわけ。

さらに、動いてカラダが熱くなれば余分な熱や湿気を逃がし、動きを止めたときには暖かさをキープ。脱いだり着たりを繰り返さなくても、快適な状態を保ちやすいのが大きな魅力だ。登山やクライミングなど、運動量や気温が目まぐるしく変わるシーンでもずっと着続けられるところも見逃せないポイントだ。

 

 

3種目のアスリートが語る
〝ナノエア〟の使い方と魅力。


パタゴニア・クライミング・アンバサダー
王鞍彗介さんの場合

標高6000m級の山でも脱がずに快適!
過酷な遠征を支えた頼れる相棒!

クライミング・アンバサダーの王鞍彗介さんが愛用しているのは〝ナノエア・ウルトラライト・フーディ〟。2026年のキルギス遠征でも、ベースキャンプでの生活から岩壁を登るときまで、ほとんど脱ぐことなく着続けていたという。「今回の遠征では食料や生活物資もすべて自分たちで担ぎ上げたので、なるべく服も少なくしたかったので選びました。ナノエアはどのモデルでも肌触りがよくて、ずっと着ていてもストレスにならないのがいいですね」

特に重宝するのが、登っている最中の快適さ。ハーネスやグローブを装着した状態ではウエアの脱ぎ着にも時間がかかる。以前使っていたという中綿60gのナノエアでは、雪をかき分けて進むような場面で暑くなり、脱ぎたくなることもあったそう。しかし、より軽量なウルトラライトでは、よほど晴れた日を除けば、脱ぎたいと思うことがほとんどなかったという。

さらに驚きなのが岩壁の中で眠るときの話。安全確保のためにハーネスを着けたまま眠るそうだが、その時もナノエアは着続けたまま休んでいたそう。過酷な登攀から睡眠まで、ナノエアは脱がずに全てのシーンで快適に過ごせる。その実力を物語るエピソードの数々だ。

話を伺ったのは……

パタゴニア・クライミング・アンバサダー
王鞍彗介さん (Keisuke Ohkura)

神奈川県生まれ。大学の山岳部に入部したことをきっかけに登山やクライミングを始める。卒業後はクライミングショップで働きながら、春から秋はロッククライミング、冬はアルパインクライミングに打ち込む。2023年の南米パタゴニアを皮切りに、ペルー、パキスタン、キルギスなど海外の山々へも遠征。現在は八ヶ岳山麓を拠点に活動するクライマー。

 


パタゴニア・トレイルランニング・アンバサダー
木村大志さんの場合

走っても、汗をかいても快適、
山を駆ける相棒はコレ!

トレイルランニング・アンバサダーの木村大志さんが愛用するのは〝ナノエア・ウルトラライト〟。トレイルランニングやクロスカントリースキーなど、運動量が多く、汗をかきやすいスポーツで活躍しているという。「以前からナノエアを使っていましたが、トレイルランニングには少し暑いと感じることもありました。でも、ウルトラライトが登場してからは、秋から春までずっと出番があるくらい気に入っています」

その快適さを実感したのが、秋の火打山に登ったときのこと。標高約1200mの登山口では気温が10℃を下回り、標高2000m付近ではマイナス1℃ほど。それでも山頂に着くまで、ほとんどウエアを脱ぎ着することなく行動できたという。「途中で暑くなったら、ジッパーを少し開けて体温調節するだけでよかった。ほどよい暖かさがあって、汗抜けもいいので、どんな状況下でもずっと着ていられるんですよ」

さらに、軽くてコンパクトに収納できる点も大きな魅力なのだそう。荷物をできるだけ軽くしたいトレイルランニングでは、保温性がありながらかさばらないことも重要だ。走って体温が上がっても、汗をかいても快適さを保ちやすい。そんな〝ナノエア・ウルトラライト〟は、山を駆け回る木村さんにとって、手放せない1着になっているようだ。

話を伺ったのは……

パタゴニア・トレイルランニング・アンバサダー
木村大志さん (Hiroshi Kimura)

秋田県鹿角市出身。高校時代から自衛隊在籍中までスキー競技に打ち込み、21歳で進学した国際自然環境アウトドア専門学校でトレイルランニングと出会う。現在は長野県木島平村を拠点に活動。2024年の「志賀高原100」100kmで優勝するなど、数々のレースで実績を残す。トレイルランニングの大会やツアーの主催に加え、登山道の整備にも積極的に取り組んでいる。

 


パタゴニア・スノーボード・アンバサダー
加藤彩也香さんの場合

登るときも滑るときも脱がずにOK、
雪山で頼れる暖かさと快適さ!

スノーボード・アンバサダーの加藤彩也香さんが愛用しているのは〝ナノエア・ライト〟。長野県の白馬を拠点に、国内外の雪山でバックカントリーを楽しむ彼女にとって、何より大切なのが暖かさだという。「スノーボードでは、寒さが命に関わることもあるので、暖かいことを一番重視しています。ナノエア・ライトは、サラサラとした生地で雪が表面につきにくく、しっかり暖かいところが気に入っています」

標高の高い場所から森の中まで、一気に滑り降りることもあるという加藤さん。1本の滑走でも気温や雪のコンディションが大きく変化するため、体温調節は欠かせない。そんなときもベースレイヤーの上にナノエア・ライトを着て、さらにアウターを重ねれば、登りから滑走まで脱ぎ着する必要がほとんどないという。暑くなったらアウターの脇のベンチレーションを開けるだけで調節できるのも便利なポイントだ。

さらに雪山では万が一の雪崩に備え、救助活動を想定することも大切。人を助けるためには、自分自身の体力や体温を保つ必要がある。だからこそ、雪が付きにくく、暖かさと通気性を両立したナノエア・ライトは心強い存在なのだそう。快適に滑るためだけでなく、安全に山と向き合うためにも欠かせない相棒になっている。

話を伺ったのは……

パタゴニア・スノーボード・アンバサダー
加藤彩也香さん (Sayaka Kato)

佐賀県出身。幼い頃から自然に親しみ、ハーフパイプやスロープスタイルなどの競技を経て、自然の雪山を滑るフリーライドへと活動の場を広げる。現在は長野県大町市を拠点に、北アルプスをはじめとする雪山でライディングを追求。フリーライドの国際大会への挑戦に加え、映像制作や執筆などを通じて、スノーボードと自然の魅力を発信している。

 

 

過酷な山だけじゃない。
毎日の暮らしでも〝ナノエア〟が手放せない!

過酷な自然環境で活躍する3人のアスリートたち。そんな彼らが口を揃えて語るのが〝ナノエア〟は普段の生活でも手放せないということ。

木村大志さんは、翌日にスキーやランニングの予定があると、なんと前日の夜からナノエアを着て眠ることもあるそう。「パジャマにもなるくらい着心地がいい」と、その快適さを絶賛。

王鞍彗介さんも、自宅ではナノエアのパンツをパジャマ代わりに愛用しているという。さらに約10年前のモデルも現役で、買い物や岩場への移動など、日常のさまざまなシーンで着続けているそうだ。

一方、加藤彩也香さんは、肌寒い日の散歩や車の雪下ろし、雪かきなどでも活用しているという。「何を着ようかなと考えたとき、真っ先に候補に挙がるくらい気に入っています」と話す。

暖かいのにムレにくく、軽くて動きやすい。さらに、なめらかな肌触りで長時間着ていてもストレスを感じにくい。そんなナノエアの魅力は、山でも街でも変わらない。アスリートたちが過酷なフィールドで信頼を寄せる快適さを、いつもの暮らしにも。ナノエアを手に入れれば、これからの季節、毎日つい手が伸びる信頼できる1着になりそうだ。

 


【商品問い合わせ先】
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
☎︎:0800-8887-447

公式webサイト
HP:www.patagonia.jp/home/

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