はじめてテントサウナをするときのために、知っておきたい組み立て方!

よりいっそう開放感が得られるということもあり、注目を集めているテントサウナ。はじめて体験するときに、スムーズにととのうことができるよう組み立て方を知っておきたい。各モデルの特徴も学びながら、国内で販売しているテントサウナメーカーの組み立て工程をチェックしていくぞ!

MOBIBA モビバ

街サウナでは絶対に味わえない体験をしたい、そんな男たちにおすすめなのがこちら。横110×縦87㎝という大きい窓が備わり、自然を見ながら堪能できるのだ。それだけでなく、ドアは内側から押すだけで開き、離すと閉じる仕様で、スムーズな出入りが可能で扱いやすい。また、航空機の設計者が開発しており、強風にも負けない強靭かつしなやかな仕上がりに。利便性と機能性を備えた1台が“モバイルサウナ MB10A”だ。

このテントサウナのここがいい!

①大きな窓が備わっており景色が楽しめる!
②スムーズに出入りできるスイングドアで放熱を防ぐ!
③航空工学を活かした構造で強風にも負けない!

組み立て手順

①テントの入り口が風下に向くようにして、テントの2カ所をペグで仮留め。フレームを伸ばしたら、テントにはめる

②テントフレームを作業しやすい位置に傾け、ファスナーを完全に閉める。閉めにくい場合はテントをたぐり寄せながら行おう

③ドアフレームの端をドアの下にあるポケットに差し込み、フレームを湾曲させながらもう片方の端を上のポケットに差し込む

④テントの4隅と外壁面にある各4カ所のループにロープを結ぶ。結べたら、ロープの一端をペグで地面に固定していく

⑤ストーブを組み立てたら、テント内に搬入しよう。ジョイント式の煙突2本を接続したら、ストーブに取り付ける

⑥残りの煙突4本を接続したらテントの外側から入れて、内側の煙突に差し込む。煙突がしっかりと差し込まれているか要確認!

セット内容

テントサウナ本体、サウナストーブ、煙突、テント用キャリーバッグ、ストーブ用カバー、ペグ、ペグ収納袋、フレーム収納袋、自在金具付きロープ、リペア用生地。18万1500円(ファイヤーサイド www.firesidestove.com)

EX-PRO エクスプロ

パラシュートの縫製・製造からスタートしたロシアのアウトドアメーカー、エクスプロが手掛ける“キューブ4”。本体に極厚の断熱素材を含んでいることや地面とテントの間を塞ぐスカートが2重になっているため、高い気密性と保温性を発揮し、激熱の空間を生み出してくれる。設営もポップアップ式なので、手早く簡単に組み立て可能。ネオンオレンジとブラックのカラーリングは、キャンプ場でインパクトを放つこと間違いなしだ!

このテントサウナのここがいい!

①極厚の断熱材と3層レイヤーで激熱に!
②組み立てはポップアップ式で簡単!
③カラーとサイズのバリエーションが豊富!

組み立て手順

①燃えやすいものが周囲にないか確認したら、テントサウナ壁面に出ているひもを引っ張って、本体を広げていく

②外窓、内窓のカバーを巻き上げる。すべての窓を開けることで景色も見やすくなる。接着はマジックテープで、開けるのも簡単

③煙突まわりの外窓、内窓を開けていく。煙突用の開口部に付属のチムニーパッチをマジックテープで貼り付けよう

④ペグとロープでテントを地面に固定していく。テント内に空気を取り入れるための吸気口もペグで固定しておこう

⑤ストーブに足を付けたら、テント内にストーブを運び入れる。このとき、薪を入れやすいようにストーブの向きを調整しよう

⑥煙突を連結したら、テントの内側から外側に向けて煙突を出す。その後、煙突のまわりを中心にサウナストーンを積み上げる

セット内容

テントサウナ本体、インテントのサウナストーブ、サウナストーブ収納袋、収納バッグ、スカート用ペグ・ロープ用ペグ、ロープ、チムニーパッチ[さまざまな煙突の径に合わせて取り外し可能な耐火パッチ ]。21万7800円(ソトブロ www.sotoburo.jp)

SAVOTTA サヴォッタ

サウナの本場であるフィンランドからやってきたサヴォッタ。フィンランド国防軍や警察に向けたテント、バックパックを製造してきた会社でもある。そんな同社が手掛ける“ヒイシ4”は、ミリタリーライクなデザインが男心をくすぐる。ワイルドな見た目に反して、優しい熱がじんわりとカラダを温めてくれるので、幅広い年齢層の人が楽しめる。付属のバックパックにテント本体を入れることで、持ち運びも簡単だ。

このテントサウナのここがいい!

①フィンランド軍御用達メーカーによる開発
②サウナ初心者でも挑戦しやすい温度
③ミリタリーテイストの武骨なデザイン

組み立て手順

①なるべく平らな場所を探して、内容物を袋から出す。テントを広げ、本体のスリーブにサイドポールを差し込んでいく

②対角線上にあるサイドポール2本を同時にまっすぐ立てる。2人で設営すると、よりスムーズに作業が進められる

③立てたサイドポールから約140㎝の位置にペグを打ち込んでいく。打ち込んだペグにロープをしっかり固定する

④すべてのサイドポールを立てていく。それと同時に、すべてのサイドポールとペグをロープでしっかりと結ぼう

⑤伸縮可能なメインポールをテント中央に取り付ける。メインポールに空いている穴にピンを差し込んで、高さを調節しよう

⑥テントの張り具合を確認。必要に応じて、メインポールやペグ、ロープを調整する。その後、ストーブやベンチを運び込む

セット内容

テントサウナ本体、収納袋、メインポール、サイドポール、ペグ、ロープ。9万7900円(アンプラージュインターナショナル upioutdoor.com)

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