沖縄本島から南西に約326km。地図で見ると台湾がすぐ目の前まで迫った位置にあるのが宮古島だ。ここには誰もが「キレイ!」と声を出してしまうほど青い、宮古ブルーと呼ばれる海がある。さらにゆるさが何とも心地いい、島時間の中で過ごすことで、ローカル(地元の人)たちのあたたかみが感じられる場所なのだ。
そのようなスポットでサーフィンをするとき、気をつけたいことがある。サーフトリップあるあるのようなものだが、しっかり把握しておこう。
島サーフィンの魅力を解説!
\教えてくれたのはこの人!/ Profile: スタブ サーフサプライ 新島リュウさん |
誰にも邪魔されず波と真剣に向き合える。
「島サーフィンの魅力は何よりも練習密度の高さ。波乗りが盛んな場所はほかにもたくさんありますが、どこも人が多くて……。2〜3時間海に入っていても何本乗れますか? と正直思ってしまう。宮古はハイタイドしかできないから海に入っている時間は短いけど、とにかく人が少ない。だから乗れる回数が違うんですよ」。
ちなみに宮古島はリーフブレイクが基本。そのため、波が割れる場所が決まっているので、そこを避ければ波を食らわずに沖へ出られてラクに楽しめるそうだ。
「危険性はあるので必ずローカルのガイドとともに入るのがオススメ。でもガイドを頼めば、楽しむことに専念できると思いますよ。宮古島で初めてサーフィンする人もいるくらいなので過度に怖がる必要はないですね」
ハードな波をイメージしがちだが、ポイントや季節を選べばゆるく楽しめる。
防風林を抜けると青く澄んだ海と沖で割れる波が現れる。海底の地形はリーフ。それでも水量があるタイミングなら問題なしだ。
島のサーファー同士はだいたい顔見知り。礼儀やルールを守れば、アットホームな中でエンジョイできるはず。
※宮古島のサーフポイントはそのほとんどがリーフブレイク。潮の干満により波が激しく変化し、強いカレントや危険生物などが目撃されることがあります。サーフィン中の事故やローカルサーファーとのトラブルを避けるため、連盟公認サーフィンガイドを利用することをオススメします。
ピンポイントで割れるため、波の両サイドはフラット。これならアウトに出るのも楽チンだ。
岩場も多いので、持ち運びでクラッシュしないように注意。
サーフショップに行けば問題なし!
STAB SURFSUPPLY -スタブ サーフサプライ
今回解説してくれた新島さんが営む同店は、MAW(マウ)というお店と2つでひとつ。店内にはオーナー自らがセレクトしたトニーなどのアパレルも置いている。もちろんサーフグッズも多彩だ。そしてサーフガイドやサーフィンスクールも行っているため、宮古島でサーフィンをしたくなったら、門を叩くべし。
住:沖縄県宮古島市平良西里 709-1番地 105号室
TEL:0980・72・4097
営:13:00〜19:00
休:不定休
Insta @stab_surfsupply
もちろん、ほかの店に頼るもOK!
ラットサーフ
Insta:@ratsurf.info
ポセイドン
HP:www.miyakojima-surf-poseidon.jp
スウェル
HP:swell.shopinfo.jp
インシャー
HP:incher.jp
写真/瀬田秀行