10周年を迎えたNetflixドラマ「ストレンジャー・シングス」。今年も11月6日の〝ストレンジャー・シングス・デー〟が近づき、ファンたちの熱量が上がり始めている。そこで今回はデヴィッド・ハーバー演じるジム・ホッパーに注目した記事を公開しよう。全シーズンを通して物語に欠かせない存在のジム・ホッパー。回を重ねるほどに増す彼の魅力とは?
ただの武骨な男じゃないところ、
それこそホッパーが愛される理由。
完璧じゃなくても愛される人がいる。ホーキンスの保安官として街を守ってきたホッパーだが、普段は口が悪くて無愛想。どう取り繕っても〝優しい紳士〟とはいえないタイプだ。それでも皆が彼を信頼するのは、その粗さの奥に優しさと正義感があると知っているから。エル(イレブン)や仲間に危機が迫れば迷わず駆けつけ、危険でも1歩も引かずに向かっていく。言葉で伝えるのは苦手でも、守るべき相手がいれば真っ先に前へ出る。その背中こそ、彼の本心を語るものだ。だからこそ、彼の不器用さは欠点ではなく〝味〟になる。ホッパーの過去の傷は消えない。それでも彼は前を向く。どんな状況でも諦めずに踏ん張る。その姿に気づけば勇気をもらえるのだ。完璧じゃないから愛される。それがジム・ホッパーという男なのだ。
SEASON 1
失踪事件をきっかけに、
止まった時間が動き出す。
娘を病で失った痛みを抱え、心に影を落としたまま、どこか孤独に生きていたホッパー。酒に逃げ、ただ職務をこなすだけの毎日だった。だがウィルの失踪事件が彼の眠っていた正義感を再び呼び起こす転機となる。ウィルの母であるジョイスとともに捜査を進めるうち、彼は事件の真相に少しずつ近づいていく。そして捜索中に出会ったエルという少女が、彼の未来を大きく変えていくこととなるのだ。悲しみを抱えながらも前へ。ホッパーの再生がここから始まる。
SEASON 2
空回りを繰り返しながら
父親へと成長していく。
ホッパーは森の小屋でエルをひそかに保護し、共同生活が始まる。外出禁止など厳しいルールを課すが口下手な彼の真意はなかなかエルに届かない。自由を奪われたと感じるエルと守りたい気持ちが空回りするホッパー。衝突を重ねながら2人は少しずつ歩み寄り、ホッパーは守るだけの〝保護者〟から、エルの心に寄り添う〝父親〟へと変わっていく。
SEASON 3
愛する人を守りたい。
その思いが、覚悟を導く!
ソ連がホーキンスで裏側の世界のゲートを開こうと企んでいる。その計画を知ったホッパーは、ジョイスと止めに向かう。ゲートを閉じるには装置を直ちに爆破するしかないが、装置のそばで敵に遭い退避できなくなったホッパーは、自分の命よりも起爆を選び、爆発に巻き込まれてしまう。思いを言葉にするのが苦手なホッパー。けれど誰よりもエルとジョイスを思っていた。ゲートを閉じることは彼女たちを救うこと。その選択には大切な人を守り抜く覚悟がにじんでいた。
SEASON 4
また会いたい人がいる。
その思いが彼を強くする!
爆発で命を落としたと思われていたホッパーだが、実は生きていた。ソ連の収容所へ連れ去られていたのだ。極寒と拷問、飢えと孤独。心を折りにくる環境でも、彼は生き抜く道を探すことをやめなかった。〝エルとジョイスに再会すること〟その願いを支えにいくつもの困難を乗り越えて脱出へと向かう。絶望に押しつぶされそうな極限状態を生き抜いた日々がホッパーの〝諦めない強さ〟をさらに際立たせた。
SEASON 5
もう二度と失いたくない。
守るべき未来のために戦う!
幾度となく大切な人を失い、それでも立ち上がってきたホッパー。最後の戦いで彼を突き動かすのは、エルやジョイス、そして仲間たちとともに生きる未来への思いだ。ヴェクナとの最終決戦に挑む中、エルを危険から遠ざけようとするが、やがて彼女自身の決断を尊重することの大切さにも気づいていく。そして戦いを終えた彼は、ジョイスとの新たな人生へと踏み出す。守ることから信じて送り出すことへ。最後まで不器用ながら、ホッパーは父親としてもひとりの男としても成長を遂げたのだ。
ホッパーは決して完璧なヒーローじゃない。怒りっぽくて頑固で、思いを伝えるのも苦手。それでも大切な人のためなら、どんな危険にも立ち向かってきた。悲しみや後悔を抱えながら、父親として、そしてひとりの男として成長してきた彼。そんな不器用で人間くさい姿こそ、ホッパーが愛され続ける理由なのだ。物語は幕を閉じても、彼の生き様はきっとファンの心に残り続けるだろう。












