完結編として人々を虜にしたストレンジャー・シングスのシーズン5。そこには圧倒的な映像美や特殊メイクなど、知っていると人に教えたくなる小ネタが満載だった。ここでは酒のつまみにもなりそうなトリビアを2回に分けて紹介しよう。忙しい春の時期ではあるけれど、その分週末はゆっくり家でドラマを視聴するのもいいのでは?
VFX(視覚効果)について
VFXの作業量と演出効果は
シーズンごとに倍増していった。
映像作品としてのスケールはシーズン4に比べ、はるかに上まわる規模で作られたシーズン5。とくにVFX=視覚効果の規模はシーズンごとに倍増しており、シーズン5は撮影開始から5週間で前シーズンの全体規模を超えてしまったほど。だからこそ、映像美に没入できるシーンが多かったのだ。
触手のようなツタ
総制作量は約84km分。
裏側の世界を表現する上で欠かせない、独特の雰囲気を表現した触手風のツタ。約44km分の筒状浮き具と約130kmにも及ぶロープで制作し、完成したツタのパーツは全長なんと84km! これを3.6mの高さに組み上げて装飾していたというから驚きだ。高い木や建物に伸びる様子はVFXで拡張していたんだって!
進化したヴェクナ2.0
特殊メイクに約70時間!
パワーアップした肉体を得てシーズン5でも大活躍だったヴェクナは、VFXのチーム内で「ヴェクナ2.0」と呼ばれていたという。特殊メイクは顔、肩、右腕のみに施したが、変身のためにイスに座った合計時間は70時間にも及んだとか。シーズン4までに受けたダメージも表現されているため。シーズン4とシーズン5で表情が異なる点にも注目してみて!
Facility(施設)について
ホーキンス研究所のセットが
さらに拡張されている。
シーズン1から続く重要な舞台〝ホーキンス研究所〟。話が進むにつれ虹の部屋やボイラー室などと、物語の鍵となる部屋が拡張されてきた。その撮影セットはアトランタのエモリー大学所有の建物にあるという。2023年に解体予定だったが、演者や脚本家らのストライキの影響で解体も延期になっている。
ホーキンス高校と
俳優の意外な関係。
青春ストーリーとしても楽しめる雰囲気を印象づけるホーキンス高校。ジョージア州に実在する〝ストックブリッジ高等学校〟が撮影に使われていたが、実はこの高校は、作中でクラーク先生を演じたランディ・ヘブンスの出身校なんだって。俳優なのに母校で教師になるとは、数奇な運命といえるかも!?
Weapon(武器)について
4シーズンぶりに
ジョイスが斧を手に!
ジョイスが斧を手にする瞬間は、映画『シャイニング』が元ネタだとも囁かれた、シーズン1きっての名シーン。それ以来見られなかった名シーンがシーズン5で戻ってきて話題になった。撮影ではアクションシーン用にゴムでできた軽量版も小道具として用意されたんだって。
スティーブの釘バットを
オマージュした新武器も登場した。
武器といえば、シーズン2でスティーブが使った釘バットもあまりに印象的。それをセルフ・オマージュしたかのようなデザインの新たな武器をシーズン5ではマイクが手にしていて注目を集めた。実際には、有刺鉄線を巻きつけたシャベル。少し違うアイテムだったけど、どちらもスティーブらしい魅力的な武器だよね。
edit&text : Yuta Yagi










