古着好きが好きな映画ってなんだろう? 70年代や80年代といった古着で注目を浴びている年代がテーマだったり、ファッションがカッコよかったり……。物語の中で息づくカルチャーを感じながら、時代を超えたスタイルの魅力に浸ってみては?
オススメ作品を紹介してくれた古着好きは……
ジャーニー オーナー
渡辺敬介さん
渡辺さんが働いている古着店は……
ジャーニー
住:東京都世田谷区経堂1-6-10 HISAWAビル1F-B号
営:13:00~20:00
休:火曜
Insta:@journey_kyodo
アメカジがカッコよく、
スロー再生はマスト。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
「ブラッド・ピットが出てるからと軽い気持ちで観たんですけど、衝撃を受けてDVD版で繰り返し観た」と渡辺さんが挙げるのは『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。「派手じゃないけど、ヴィンテージ市場に出たら価値がある服ばかり出てきます。登場人物の着こなしもカッコいいんですよ」。時代ごとのファッションが丁寧に描かれているため、ワンシーンたりとも見逃せない。「スロー再生はマスト。ただ、服のディテールに目がいって、ストーリーそっちのけになってしまうので注意してください(笑)」


ほかのオススメはコレ!
『パーフェクト ワールド』
1963年のテキサスを舞台に、ケビン・コスナー演じる脱獄犯ブッチと人質の少年フィリップの交流、そして彼らを追う警察署長の苦悩を描いた映画
『アウトサイダー』
とある町では、貧しい若者たち・グリースが住むエリアと、金持ち・ソッシュが住むエリアに2分されていた。両グループの対立は、惨劇を引き起こす
オススメ作品を紹介してくれた古着好きは……
ワッツアップ原宿店 店長
日向 遼さん
渡辺さんが働いている古着店は……
ワッツアップ原宿店
住:東京都渋谷区神宮前3-21-10フィールドワンビル2F
営:13:00~19:00
休:無休
Insta:@whatzupharajuku
古着好きの原点、
すべてはこの映画から。
『ロード・オブ・ドッグタウン』
「これを観なかったら古着ショップで働いていなかった」。そう語る日向さんが推す1本が『ロード・オブ・ドッグタウン』だ。「生き様やファッションが全部カッコいい。J・アダムスの影響で青いチェックシャツを着たり、バンダナを巻いたり、ハイソックスにヴァンズを合わせたり……。当時18歳の私にとって彼はロールモデルだった」と笑う。映画をキッカケにヴィンテージのスケートTシャツやヴァンズもディグったという。「古いスケートカルチャーに触れてそれが今に繋がってますね」


ほかのオススメはコレ!
『キューティ・ブロンド』
オシャレで頭脳明晰なエルが、恋人を追いハーバード・ロー・スクールへ。偏見に立ち向かい弁護士を目指す痛快でキュートなサクセスストーリーだ
『フォレスト・ガンプ一期一会』
頭は少し弱いが、誰にも負けない俊足と純粋な心をもつフォレスト・ガンプが歩む数奇な人生を、アメリカ現代史とともに描く感動のヒューマンドラマ
オススメ作品を紹介してくれた古着好きは……
ベルベルジン 遊歩道店 スタッフ
岡部義彦さん
岡部さんが働いている古着店は……
ベルベルジン 遊歩道店
住:東京都渋谷区神宮前4-25-33
営:13:00~19:00
休:無休
Insta:@berberjin_yuhodo
温もりある80年代を
のぞく楽しさがある。
『グーニーズ』
小学生のころ、アメリカンカルチャー好きの叔父から勧められた『グーニーズ』。同年代の主人公たちに共感し、物語に夢中になったそうだ。「データってキャラがいて、自作のスパイ道具で仲間を助けようとするんですけど失敗ばかり(笑)。でも子どもながらに自分も作れるかもって憧れましたね」。奇抜なファッションや手作り感あるセット、大げさなジョークもどこか温かみを感じる。「今は奇抜すぎて真似できないけど、愛着が湧きます。80年代の空気感をもろに楽しめる映画ですね」


ほかのオススメはコレ!
『羊たちの沈黙』
若きFBI訓練生クラリスは、猟奇殺人犯を追い、収監中の殺人鬼ハンニバル・レクターと心理戦を展開。緊張感と衝撃が詰まったサスペンススリラー
『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』
銀河を揺るがす戦いのなか、アナキンは運命の選択を迫られる。師オビ=ワンとの絆や愛する人への想いが交錯し、銀河の未来を左右する壮絶な物語へ