外遊び用の時計といえば、ダイバーズウォッチが一般的だろう。しかし、ダイバーズの技術から派生したさまざまなツールウォッチもまたその名に恥じぬスペックを備え、使い勝手がいいのだ。今回紹介するチューダー(TUDOR)とフォルティス(FORTIS)を、アクティブライフのお供にしてみてはいかがだろうか?
チューダーのブラックベイ プロ
高い堅牢性に加えGMTを搭載、
よりツール感をプラスしたモデル。
そもそもツールウォッチとは、何らかの目的のために生まれた道具としての時計である。その代表が、水中で活動するためのダイバーズウォッチ。堅牢な構造や高い防水性能は、外でアクティブに活動する際に使用する時計として最適だったため、今も昔も多くの冒険家から支持されている。
チューダーの時計もそのひとつで、過去には各国の軍隊の正式時計としても使用された実績がある。となれば、その流れをくむ〝ブラックベイ プロ〟もまた信頼できる道具といえるだろう。
200m防水の堅牢なケースを持っているが、逆回転防止ベゼルではないので、厳密にはダイバーズウォッチではない。だからこそ、山遊びの手元にとても似合うのだ。キャンプ中に多少道具にぶつけてもびくともしないし、突然の雨や川遊びであってもまったく問題はない。しかも、ファブリックストラップは肌当たりがいいので、長時間着けていても快適だ!
かつての冒険家のように、ガシガシ使って自分らしく味を出していく。この時計にはそんな使い方が似合うし、その分、愛着もひとしおといえるだろう。時間を認識するという時計本来の役割だけでなく、そういった楽しみ方ができるのも、この1本の魅力だ。
DETAIL
同コレクションには、ほかにもこんなモデルがある!
〈お問い合わせ先〉
日本ロレックス / チューダー
0120・929・570
フォルティスのマリンマスター
アウトドアスペックはもちろん、
リサイクル素材使用で環境にも配慮。
タフなツ―ルウォッチの代名詞であるダイバーズウォッチは、潜水士がボンベ残量や浮上時間を計測するために生まれた。命を預ける道具であるため、耐衝撃性や視認性、防水性などは、国際規格によって厳しく管理されている。ルールが明確であるということは、できることも限られるということであり、退屈とまではいわないが、デザインの幅はかなり狭い。
しかしフォルティス マリンマスターは、そういった状況のなかでも際立った個性を楽しめる海時計だ。ケースからストラップへと流れるようにつながるデザインは今風のラグジュアリースポーツを彷彿させるし、自然界から取り入れたアンバー・オレンジ色は、夏の明るい日差しの中でキレイに映えそう。ベゼルは10時位置のリュウズでロックするシステムのため両方向にスムーズに回転し、スッキリとしたデザインになっている点も、ほかとは違った特徴になっている。
海の時計といえばダイバーズウォッチ。しかし定番だからこそ、ちょっとした個性を楽しみたくなる。フォルティスの〝マリンマスター〟の新作は、リサイクルのステンレススティール素材でケースを製作し、エシカルでもあるので、自然を愛する気持ちも含めて、海好きたちにはぴったりの時計だ。
DETAIL
同コレクションには、ほかにもこんなモデルがある!
〈お問い合わせ先〉
ホッタ
03・5148・2174