2024年で35周年を迎えた〈シチズン〉が誇るプロフェッショナルスポーツウォッチ、プロマスター。そんな記念すべき節目に、同モデルが展開する3シリーズから、スペシャルな限定モデルが誕生した。
なかでも、MARINE(マリン)は本格仕様のダイバーズウォッチを展開するシリーズだけに、海を愛する僕たちのアンテナは自然と敏感になるはずだ。今回はプロマスターについておさらいしながら、マリンの35周年記念限定モデルについて掘り下げていこう。
そもそもプロマスターって?
プロマスターとは、MARINE(マリン)、LAND(ランド)、SKY(スカイ)の3つのシリーズからなるプロフェッショナルスポーツウォッチ。海、陸、空の各フィールドで高い機能性と安全性を備えながら、流行り廃りのない普遍的なデザインで、アウトドア好事家からの支持が厚い。
そのなかでも、マリンシリーズはダイバーやサーファーといった海を愛する男たちの相棒となりうるダイバーズウォッチを展開する。シチズンでは、ISO6425国際規格をクリアした“本物”のみ展開するため、信頼を置けるモデルと言えるだろう。
フジツボダイバーには逸話がある
1977年に発売されたチャレンジダイバー。6年の時を経た83年にオーストラリアのロングリーフビーチでフジツボに覆われながらも駆動する同モデルが発見された。この逸話から、フジツボダイバーとしてマニアに親しまれている。
まるで与太話のようだが、このエピソードがプロマスターの頑強な機構を裏付けることにつながっているのだ。
35周年を祝したスペシャルな1本!
着用はコレ!
NB6026-56L
“フジツボダイバー”の愛称で親しまれる、“チャレンジダイバー”のデザインを継承し、現代的にアップデートした、2022年発売のメカニカル ダイバー200mがベースとなっているのが、今回の35周年記念限定モデル。
オリジナルのフジツボダイバーへのリスペクトを込めて、当時発見されたロングリーフビーチをイメージしたデザインが特徴。水光きらめく青い海と白浜から着想を得て、ダイヤルとベゼルの一部をブルーに配色している。
さらに、ケースとブレスレットにはシチズン独自のデュラテクトプラチナ加工を施しており、キズがつきにくく、透き通るような色調に仕上げている。
DETAIL
深いブルーの文字盤に対して、ベゼル外周はメタリックなブルーに。ブラックカラーとのメリハリで、視覚的なおしゃれと同時に、水中でもベゼルの操作性を高める実用的な側面も備えている。
ケースバックには、35周年記念限定モデルを象徴するように、スペシャルロゴを刻印している。
20mmまで調整できるスライドアジャスター式とダブルバックル式(観音開き)を併用したラチェット付きダブルホールディングバックルを採用。
暗所でもしっかり視認できるように、針とインデックスには夜光塗料が塗られている。
詳細はこちら
OTHER MODELS
35周年記念限定モデルはわかった。となると、気になるのは、そのベースとなったメカニカル ダイバー200mのこと。現在展開されている3モデルをあわせて、チェックしておこう。
メカニカル ダイバー200mは、ケース素材をオリジナルモデルのステンレススチールから、スーパーチタニウムに変更。よりキズがつきにくく、サビにくく、肌に優しく、軽いという3拍子ならぬ、4拍子を揃えた仕上がりになっている。また、2種耐磁を備えているため、スマートフォンやタブレットなどから発せられる磁界による時刻制度への影響を軽減してくれる。
NB6021-17E
オリジナルモデルのケースカラーであるブラックを継承しつつ、ベゼルまで同色に統一することで精悍なルックスに仕上がっている。
詳細はこちら
NB6021-68L
ブラックのカラバリとして展開されるブルーは、深めのトーンで落ち着いた大人な顔つきが魅力。カジュアルからキチッとしたスタイルにもハマってくれる。
詳細はこちら
NB6025-59H
ケースとバンドにデュラテクトDLC加工を施し、より頑強なつくりに進化。グレーからブラックへのグラデーションケースカラーは、海に射し込む微かな光からインスパイアされている。また、針やインデックス、ブレスレットまでも同系色で彩り、芸が細かい。
詳細はこちら
【お問い合わせ先】
シチズンお客様時計相談室
0120・78・4807
ヴァンズ ジャパン カスタマーサポート
0120・994・250
サタデーズ ニューヨークシティ
03・5459・5033
TMT ジャパン
06・6534・6614
トライオン
03・4485・0051
ハンドイントゥリー ショールーム
03・3796・0996
ビー ストーク
bestokesurf.com
オリジナルのチャレンジダイバーの逸話を具現化したような35周年記念のプロマスターダイバー。この1本を手元に迎え、ロングリーフビーチでサーフィンに興じる。周年という特別感とともにロマンにあふれる1本でしょ?
写真/正重智生(BOIL) スタイリング/田川 匠(remix) ヘアメイク/菊地倫徳