6月1日（土）、2日（日）の2日間で、ハーレーダビッドソン（Harley-Davidson）が主催する、音楽とモーターサイクルが融合したライフスタイルフェス「ブルー スカイ ヘブン 2024（BLUE SKY HEAVEN 2024）通称：ブルスカ」が横浜で開催された。
毎年、富士スピードウェイで開催されてきた同フェスが都市型イベントとして生まれ変わり、再出発。およそ1万1000人の来場者たちを興奮の渦に巻き込んだ。
音楽、ハンバーガー、アパレルなど。さまざまなトピックスがミックスされたのが本イベント。だが、本分はライダーの祭典、バイクプログラムはいわずもがな。プログラムではないが、駐車場にこれだけのバイクが並んでいるだけで何かたかぶるものがある。
バイクプログラムの目玉となったのが、2024年最新ハーレーダビッドソンを特設コースで乗り比べできる試乗会だ。中免ハーレーこと、X350やX500を含む、9モデルがラインナップされた。
それ以外にも、車重300kgオーバーのツーリングモデルを駆った国内唯一のスタントライディングで話題のダーケストコード（DARKEST CODE）によるスタントライヴや、テクニックを駆使して設定されたタイム通りに走るバトルトラックスなど、さまざまなプログラムが行われた。
そしてメインステージでは、RIP SLYME（リップスライム）、Crystal Kay（クリスタル ケイ）、SIRUP（シラップ）、Novel Core（ノベルコア）、eill（エイル）など豪華アーティストによるライヴを開催。会場を沸かせていた。
そのほかにも、アメリカンカジュアルファッションや選りすぐりの雑貨が並ぶショッピングエリア、日本全国のクラフトバーガーを食べ比べできる「ハンバーガーフェス」など、多彩なプログラムが展開された。
2日目には「ハーレーダビッドソン 能登復興支援パレード」が開催。会場の山下埠頭から山下公園通りまでの公道ルートをおよそ300台のハーレーダビッドソンが駆け抜けた。参加費や観覧費として集まった1,065,644円は、令和6年能登半島地震の復興支援に寄付されたという。
都心からアクセスしやすくなって、より来場しやすくなった新生ブルスカ。バイク好きだけでなく、アメリカンカルチャーが好きな人たちも十二分に楽しめる内容になっているため、今年行けなかった人は、また来年。来年はもっとおもしろいモノ・コトがあるはずだから、期待して待とう。もし余裕があれば、今年中に2輪の免許をとっておくのもいいかもね。
