カリフォルニアのプロサーファー部屋は、趣味全開でロマンが詰まっている。

西海岸のサーファーは、とにかくクリエイティブだ。爽やかな太陽の光を浴びながらほどよく自然を感じ、適度にゆるく、適度に合理的な彼らの暮らしから学ぶことは多いはず。今回はこだわりの部屋に住むカリフォルニアサーファーの暮らしをのぞいてみよう。

Profile:
チャド・マーシャル
マリブ育ちのプロサーファー/ブラザーズ・マーシャルのオーナー。兄弟と展開しているブラザーズ・マーシャル・マリブ・サーフショップの再オープンで忙しい日々を送る。insta@brothers_marshall

趣味を前面に押し出して、
部屋もスタイルも全開に!

サーフィンの聖地であるマリブで育ち、プロサーファーとして活躍しているチャドさん。かつてはモラスクサーフショップ・ヴェニス店の初代マネージャーとして采配を振るい、現在は兄弟とともに展開するマリブのストアを通して西海岸のサーフ業界を牽引している。そんな彼の部屋はまるでお洒落なサーフショップ。

コレクターズアイテムのサーフボードをはじめ、現代美術家のバリー・マギーやサーフィン界で高く評価されている多くのアーティスト作品が部屋のいたるところにセンスよくディスプレイされているのだ。

リビングの隣はTV&レコード観賞ルーム。雨の日はここでサーフムービーを見るのが習慣だ。寝室にはハットのコレクション。バンドで使う楽器もすぐに使えるように壁掛けでディスプレイしている
 

常に増え続ける普段使いのサーフボードやフィンなどのギア類はまとめてガレージに収納。家族の誰が見てもわかるように所定の位置を決めておくのがポイントなのだとか。

広めのガレージには、数年前から本格的に始めたドラムもセッティングされている。「フローが大切だからいつでも気が向いた時にプレイできるようにするのがセオリー」なのだそう。

クルマ3台分の広さがある自宅のガレージ。ここにはサーフィン、自転車以外にドラムセットなどのレクリエーションアイテムを収納
 

Column!

すべての部屋にアートを感じるモノを置く。


『ザ・サーファーズ・ジャーナル』で表紙を飾った弟・デレクの作品以外に、アレックス・コップスやセレーナ・ミットニック・ミラーなどのアートを展示する

写真/ローレン・パーヴェス 文/高橋百々 撮影協力/水嶋和恵

Category記事カテゴリ

TOP