CATCH THE WAVE 〜人生の波に乗る!〜 人物列伝 FILE#6

多様性を育むコミュニティ作りに奔走する竹沢さん。そのキッカケは、アメリカ滞在中に起きた東日本大地震だとか。竹沢さんのような人がいる日本の未来は明るいのかもしれない。

 

お話を聞いたのは……

RYOZAN PARK
竹沢徳剛さん

住:東京都豊島区巣鴨1-9-1
HP:www.ryozanpark.com
Insta:@ryozanpark

 

人生をシェアすることで
誰もが豊かになる場所に。

自身の地元、東京は巣鴨・大塚エリアにて、シェアハウス・シェアオフィス事業を手掛ける竹沢さん。始めるキッカケとなったのは、ワシントンD.C.にて邦人向けの新聞記者として活動する最中に発生した〝東日本大震災〟だ。現地メディアから多くの逆取材を受けたことで、日本への思いや未来について考えたという。「未曾有の事態にも関わらず、何もアクションできない自分に対して、悔しさやいら立ちを感じていましたね。ただただ遠くアメリカの地から見守ることしかできなかった……。その一方で混乱が続く中、在日外国人を始めとした、さまざまなルーツをもつ若者たちが、復興活動として積極的に動いてくれていました。彼らのそんな姿を目にして、日本社会には多様性を受け入れる必要があると強く感じました。アメリカの懐の広さを感じていただけに、強烈な刺激となりましたね」

では、日本社会に多様性を育むためには何が必要か? 考えた末にたどり着いたのが、多様なバックグラウンドを持つ人々が集まり、切磋琢磨できるコミュニティを作ること。「チャレンジ精神を持つ人なら誰でも参加でき、国籍もジェンダーも関係なくサポートし合える。子育てだって、コミュニティのみんなで。個ばかりが尊重されて繋がりが希薄になった現代に、いろんな人が関わる暮らしや働き方ができる共同体を作ろうと思い立った」こうしてシェアハウス、シェアオフィス、プリスクール、イベント施設という4つの機能を備える〝リョウザンパーク〟がスタート。それから早13年。今では計4棟のビルを構える、一大コミュニティへと進化した。「いろんな人に参画してもらえたので、ユニークな〝村〟のようになりつつありますね。シェアハウスで出会い、結婚に至ったカップルも多く、彼らが子供を育てながら働ける場所としても機能しているんですよ」

 

www.life14.com

巣鴨や大塚がある豊島区は、都心部に比べてビジネスアドレスが弱く、消滅可能性都市とも言われたことも……。「保育園や学童とは違う新たな形ですが、職場近くに子供を預けられる場所があれば、誰もが安心して働けますよね。こうしたコミュニティ作りが地域の活性化に繋がり、少子化という大きな悩みを抱える日本という国が元気になっていく。そう信じて活動し続けています」

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