寒さが本格化してきた今だからこそ、欲しい「黒ダウン」！

街を歩く大人を見ても、例年に比べて、今年はダウンの着用者が多いイメージ。12月でこんなに寒いんだから、1月、2月はもっと寒いに違いない。これは四の五の言ってられない。

ただ、せっかくダウンを買うんだったら、欲張りたい。少なくとも、汎用性の高い「黒」は外せないかな。ということで、そんな“使える”ダウンジャケットをピックアップしたので、ご参考までに。

MARMOT マーモット
米軍も採用する難燃生地ブランド、ドライファイヤーアウトドアとコラボ。火が当たっても溶けにくく、延焼を防いで自己消化する、モダアクリルという繊維素材の特性に着目して開発されたファブリックだ。これはʼ90s のベースキャンプ向けを参考にデザインされている。5万5000円（デサントジャパン　お客様相談室 0120・46・0310）

WHITE MOUNTAINEERING×TAION ホワイトマウンテニアリング×タイオン
インナーダウンブランドとのコラボ第２弾。半纏風のモデルをひょうたんキルトでアレンジして、軍もののライナージャケットのように仕上げた。4万9500円（ホワイトマウンテニアリング 03・6416・5381）

BEAMS ビームス
表地はシボ柄が魅力のナイロンタッサーを採用し、ひょうたんキルトに中綿を封入。ハイパードライダウンを備えたダブル構造のライナーで保温性を確保している。2万7500円（ビームス 原宿 03・3470・3947）

SNOW PEAK スノーピーク
本アイテムの生地は、そもそも難燃＆高耐久という特性を持つアラミド素材をさらにアレンジ。高密度ながら薄手で軽量な生地を産み出されている。それを、これまでなかったショート丈で製作。ミリタリーエッセンスが薫るデザインとシックなトーンが野山になじむ。便利なマチ付きポケットの位置も絶妙だ。7 万1500円（スノーピーク 0120・010・660）

O0U オー・ゼロ・ユー
はんてんがベースの和テイスト。後ろ身頃の裾はバイアスパッキングでアクセントを追加する。再生ナイロン＆リサイクルダウンのエコ仕様だ。1万9800円（アドアーリンクカスタマーサービス 0120・999・659）

シュッとコンパクトにできるダウンなんてものも。

MAGIC NUMBER マジックナンバー
昨年好評だったスノーダウンパーカを、スタンドカラーにリニューアル。特殊な裏面シレー加工を用いたダウンを直接封入し、驚きの軽さを実現している。薄手の高密度ナイロンタフタ素材を使った外装のおかげでまとめやすく、何より軽いから持ち運びもしやすい。3万9600円（H.L.N.A 03・6459・2431）

CMF OUTDOOR GARMENT シーエムエフ アウトドアガーメント
ゆったりシルエットのダウンは850フィルパワーと上質なパフを封入し、見た目以上に暖か。高密度撥水ポリ素材の外装シェルは小雨や雪ならしっかり弾く。ライナーに直接付いたスタッフサックにまとめれば、このとおり。極力荷物を少なくしたい登山の携行にも便利。4万4000円（ロストヒルズ 03・5830・6225）

KARRIMOR カリマー
リサイクル素材ながら撥水＆ストレッチ性をもたせたナイロンを採用。また封入するのもリサイクルダウンと、環境にも存分に配慮した1着だ。ミッドレイヤーとしても使いやすい厚みゆえ、身頃内側のインナーポケットにまとめればコンパクトに携行が可能。3万5 2 0 0円（カリマー インターナショナル 03・3221・6883）

ダウンじゃないけど・・・

D-VEC ディーベック
表地は防風性にも優れるゴアテックスインフィニアム素材。3D フィッシュアームのおかげで、中綿入りでも腕の動きはすこぶるラク。9万3500円（グローブライド お客様センター 0120・506・204）

COLUMBIA コロンビア
防水透湿機能、オムニテックに化繊中綿を封入。表地には撥水加工、仕立ては立体裁断と、快適な着用感で秋冬の外遊びを助ける。1万9800円（コロンビアスポーツウェアジャパン 0120・193・803）

SON OF THE CHEESE サノバチーズ
中綿入りのナイロンブルゾンは、後ろ身頃が屈んでも冷気の侵入を防げるダックテール仕様。袖はデタッチャブル式でベストとしても着られる。5万3900円（サノバチーズショップ 03・6427・1986）

ARC’TERYX アークテリクス
モダンな見た目が魅力のジャケットは、防水、防風、透湿性に優れる2L ゴアテックス素材を採用し雨風からの保護を強化。8万300円（アークテリクス カスタマーサポートセンター 03・6631・0833）

写真／丸益功紀（BOIL）　スタイリング／遠藤 寛　文／八木悠太