ゴアテックス=防水透湿。そう思い込んでいる人、多いんじゃないかな? 実はゴアテックスには大きく分けて、黒タグと呼ばれる ゴアテックス プロダクツと白タグと呼ばれるゴアテックス インフィニアムの2種類がある。シェルジャケットを着るときは、季節や天候、用途に合わせてうまく使い分けよう！
ゴアテックス プロダクツは黒タグ！
雨にもしっかり対応する！
一般的に認知されているゴアテックスといったらコレ。防水、防風、透湿性を持っていて、アウトドアやサイクリングなど、アクティブシーンにはもってこいの素材だ！ パフォーマンス性能に優れたゴアテックス プロ、収納性のあるゴアテックス パックライト、耐久性も備えるゴアテックス パックライト プラス、透湿性に長けたゴアテックス シェイクドライなど。ゴアテックス プロダクツにはさまざまなラインが存在し、いつどこで着るかで選び方が微妙に変わる。
ゴアテックス プロダクツのシェルは濡れに強くてタフ！
ゴアテックス プロダクツの3レイヤーシェルパーカを着ていれば、雨をものともしない。ジャケット4万6200円/カリマー(カリマー インターナショナル 03・3221・6883)、パンツ1万3200円/ディッキーズ×ビームス(ビームス 原宿 03・3470・3947)、自転車6万9300円/カーテルバイクス(ダイナー 03・6427・2745)
ゴアテックス プロダクツのウエアはコチラ！
右上：こちらのコラボジャケットは、斜めに走るフロント止水ジップのユニークなデザインが目を引く。立体的なパターンやマチのある多ポケットも見どころのひとつ。8万5800円／ディーベック × オールモストブラック(オールモストブラック www.almostblack.jp) 左上：防水透湿性然り、本格機能 を備えながら、デザインは実に洗練された顔。従来とは異なる丸編みしたゴアテックス C-ニット製の裏地で心地よし。4万1800円／ヘリーハンセン（ヘリーハンセン原宿店 03・6418・9669） 右下:アルピニストに向けたアルパイン スピリット ジャケット。完全防水を謳う、3レイヤー仕様のハイスペックにして、ブルーサイン認証も取得している。7万9200円／モンテイン(ドナ 2donajapan.com) 左下：防水透湿性と軽量性を両立するゴアテックス パックライト プラスを採用。ブランドならではの立体的なパターンに加え、クラシックな配色は街にも似合う。6万3800円／ティラック(バーリオ 075・354・6604)
ゴアテックス インフィニアムは白タグ！
蒸れにくくて動きやすい！
防水性に縛られない快適性を主軸に置くラインとして2018年に登場。やわらかさ、軽さ、防風、保温、透湿性に優れ、タウンユースに溶け込む提案を行う。デイリーに愛用するジャケットにはまさにぴったりだ。ここ最近、アウトドアブランドだけでなく、セレクトショップなど、さまざまなブランドにも用いられたアイテムを散見する。
ゴアテックス インフィニアムはより軽快に使える！
ゴアテックス インフィニアムは防風性が高く、軽量で動きやすい。自転車で走るときにもちょうどいい素材だ。いつもより快適にポタリングを楽しむことができるはず。ジャケット2万9700円/アークテリクス(アークテリクス カスタマーサポートセンター 03・6631・0833)、スウェットシャツ1万8700円/サタデーズ ニューヨークシティ(サタデーズ ニューヨークシティ 03・5459・5033)、デニムパンツ1万780円/エドウイン(エドウイン・カスタマーサービス)、スニーカー1万8700円/サロモン(サロモン コールセンター 03・6631・0837)、eバイク27万5000円/ボントラン(ホス)
ゴアテックス インフィアムのウエアはコチラ！
右：マチ付きポケットで収納力を備えながら、見た目はクラシックなマウンパ顔。でも、ゴアテックス インフィニアムの採用により、その快適性は現代的。これぞ、リアルに街になじむ機能服。2万9700円／チャムス(チャムス表参道店 03・6418・4834) 中：柔軟性はそのままに、防水性も備えたコチラ。風の侵入を防ぐ2重の袖口や、自転車に乗ったまま取り出しやすい大型の止水ジップポケットなど、実用性に富んでいる。3万1900円／ダイワ(グローブライド お客様センター 0120・506・204) 左：軽さとやわらかさに加え、定番のコーチジャケットデザインが、より幅広いコーデに合わせやすい。表生地にリサイクルポリエステルを使用した、サステナブルな点にも注目したい。1万8480円／プラスフェニックス × フリークス ストア(フリークス ストア渋谷 03・6415・7728)
写真／人物・オノデラカズオ（f-me）、静物・丸益功紀（BOIL） スタイリング／遠藤 寛 ヘアメイク／ワタナベツヨシ（A.K.A） 文／安岡将文
