プラモカルチャーが息づく街・静岡を散策。【PART-1】

〝プラモデルと静岡〟と言われて、「?」が頭の中に浮かぶ人は多いのでは? 逆にピンと来たあなたはきっとプラモデルが大好きなばず。実は静岡はプラモデル文化が街にしっかりと根付いた街なのだ。市役所にプラモデル振興係という部署があると聞けば、何となくその雰囲気が伝わるのではないだろうか? ここでは、そんな静岡にあるプラモデルスポットを数回に分けて紹介していこうと思う。GWの行き先として考えてみては?

 

久能山東照宮で
徳川家康のガンプラを拝む!

国宝にも指定されている御社殿

プラモデル好きが参拝に訪れる場所としてファンの間で知られている神社がある。それが〈久能山東照宮〉だ。境内には各メーカーから奉納されたプラモデルがショーケースに飾られている。その中でも目を引くのが、武者姿の徳川家康をモチーフにしたガンダムプラモデルだ。こちらはバンダイが神社に奉納したもので、重厚かつ豪華絢爛なデザインに思わず心奪われてしまう。

久能山東照宮は、徳川家康の墓所を祀る神社。実はこの家康こそ、静岡の〝ものづくりDNA〟の源流とも言える存在だった。駿府に拠点を置いた家康は、全国から宮大工や彫刻師などの名工を集結。木工や指物、漆塗りといった地場産業を発展させ、その技術の積み重ねが、やがて模型産業へとつながっていった。

そんな歴史の縁もあり、久能山東照宮が国宝に指定され、静岡ホビーフェアが開催された2010年を機にバンダイが家康公ガンプラを制作。〝ひと目見て拝みたい〟と訪れるファンも後を絶たない。ぜひ現地でその姿を拝んでみてほしい。

 

 

匠の職人技が光る
御社殿や装飾。

技術の限りを尽くした神社の建築。職人たちが住み続けたことが、模型産業の礎になったという。

 

細部に渡るこだわりは今も昔も変わらない

 

徳川家康ゆかりの
プラモを展示。

小さいながら威厳たっぷりな〝SDガンダムBB戦士徳川家康頑駄無漆黒の鎧版〟。前立や刀のつばは金メッキ仕立てで、細部まで抜かりなし。

 

久能山東照宮所蔵の甲冑がモチーフに!

 

神楽殿の前に飾られた
神々しいプラモたち!

ガンプラのみならず、奉納された多彩な模型やプラモデルを展示

 

家康公モデルのほか、ガンダム好きにはたまらないプラモデルたち

 

フジミ模型の航空機のプラモデルも

 

初陣で着用した
甲冑をイメージ。

葵の御紋が入った特別仕様のMG1/100武者ガンダムMk-Ⅱ徳川家康Ver.」。格調高いきらびやかなメッキ加工を施行。徳川家康が身につけていたとされる甲冑をイメージしている。三つ葉葵の家紋は光沢感のあるシールで表現している。

 

 

出世運も高まりそう?
訪れるなら、桜の季節に。

徳川家康を祀る日本最初の東照宮。駿河湾や伊豆半島を望む絶景も魅力で、春には桜が境内を彩る。〝出世運〟〝勝負運〟のパワースポットとしても知られ、プラモデルを目当ての人でなくても、ぜひ一度足を運びたい場所だ。

【Information】
久能山東照宮
住:静岡市駿河区根古屋390
☎︎:054-237-2438
Insta:@kunozantoshogu.official
X:@kunozan_toshogu


photo:Tomoo Shoju(BOIL) edit&text:Sonomi Takeo

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