大人が立ち寄りたくなる〝TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO〟へ。【パート1】

2024年にリニューアルオープンを果たしたタミヤのフラッグシップ施設は、ただの模型店ではなかった。新製品が揃っているのは当たり前。それ以外にも迫力ある展示や製作体験、イベント用スペース、さらにカフェまで併設している。平日は仕事帰りにふらりと立ち寄り、休日はじっくり遊ぶ。大人が夢中になる理由がここにはある。

 

大人も子供も熱狂、
時代を超える模型の世界。

お話を伺ったのは……
タミヤ プラモデルファクトリー トーキョー スタッフ
佐藤 裕太さん

YouTubeなどにも出演する、タミヤ愛にあふれる敏腕スタッフ。好きな模型はクルマ系。ちなみに実際の愛車はMAZDA/RX-8だという。

童心に返るとはよく言うが〝タミヤ プラモデル ファクトリー トーキョー(TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO)〞を訪れると、タミヤが提供し続けてきた模型の魅力について理解することができる。

一昨年、2008年から続いた前店の目の前にあるビルへと移転。現在のタミヤ製品のほぼすべてが手に入るこの施設だが、新橋という場所柄、大人が非常に多く来店する。さらに昨今は海外客も増え、いわゆるおもちゃ屋さんとは一線を画す雰囲気だ。佐藤さん曰く「そもそもタミヤ製品は、単に組み立てて終わりではなく、その工程や組み立て後も試行錯誤しながらさまざまなカスタムが楽しめるようになっています。模型に正解はなく、最初から上手にできなくてもその経験には学びがありますよ」とのこと。ちなみに新設されたカフェでは、スペシャルティコーヒーを提供。そこには、一緒に来店した家族や仲間を待たせることへの気詰まりを減らせるようにという配慮も含まれている。

約6000点に及ぶタミヤ製品に囲まれる空間には新しさと懐しさが共存する。取材時にはホンダとのコラボイベントが開催され、実車展示や関連資料などが公開されていた。外観はガラス張り仕様になっており、模型好きだけでなくクルマ好きの人も魅力的な展示に思わず足を止めていたようだ。ちなみにタミヤのカーモデルには、往年の名車がずらりとラインナップ。クルマ好きが喜ぶ品揃えになっている。「模型だけでなく、ミニ四駆やRCカーもカスタムパーツが充実しています。見た目や走行性能を変えて、自分だけのこだわりの1台を作りたいという欲求を満たすことができるようになっていますよ」。その一方で、初心者でも楽しめる製品もしっかりと揃っており、子どもを連れて来店する人も多かった。

子ども時代、タミヤ製品に熱狂した大人がその面白さをわが子に伝え、大人になった時にまたわが子に……。タミヤの技術が継承されるとともに、その魅力にハマったお客も代々引き継がれていることがわかる。

 

 

店内にはあちらこちらに
魅力的な展示がある!

さまざまな模型やRCカーの新作はもちろん、イベントスペースやジオラマの展示、アーカイブ展示など、店内の至るところに、タミヤの世界観を堪能できる仕掛けが存在している。※実車展示の内容は時期によって異ります

 

取材時に展示していたのは、1968年に開催されたドイツのトイショーに出展した際、披露されたプラモ〝1/12ホンダRA273〟とその実車

 

実車と共に展示されていた模型。両者を比べて見ると、いかに精密かつ正確に再現されているかがわかる。実車はレースシーズン中に細かな仕様変更が行われたため、模型を見ることで初期の状態を知ることが可能だ

 

ランナーから切り出したパーツをそのまま飾ったパーツパネル。組み上げた状態では見えないパーツまで、精密に再現されているのがわかる

 

RA273と共にCB1000Fも実車展示されていた。同車の1/12スケールモデルが今春発売される予定で、完成見本やパーツなども展示。同車開発責任者である、原本貴之さんによる実車解説なども読むことができた

店内に展示されているジオラマや完成見本。スタッフが製作したものも飾られており、それを見本にさまざまなアイデアやアドバイスを得ることができる。錆や汚れなどを表現した塗装もお見事!

 

カフェスペースもあるから
ゆっくり過ごすことも……。

施設の入り口にはオニバスコーヒーの監修によるカフェを併設。買い物後の休憩など、コーヒーを飲みながらゆっくりと過ごせるので、それを目的に来店するのもありだ。

取材当日のラテには、展示されていたRA273のラテアートが。ちなみにドリンクを注文すると、ここでしか手に入らないオリジナルステッカーがもらえる

 

【Information】

タミヤ プラモデルファクトリー トーキョー
TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO

住:東京都港区新橋4-3-1 新虎安田ビル1F
☎︎:03-6809-1175
営:11:00~20:00(土・日・祝10:00~19:00)
休:不定休


photo : Hideyuki Seta text : Masafumi Yasuoka

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