2026年5月22日に日米同時公開されるスター・ウォーズの最新映画。その邦題が『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』に決定した。配信ドラマで登場し、その可愛さから絶大な人気を誇るグローグーが正式にタイトルとなったのだ。その魅力についてアジア太平洋地域のディズニー・コンシューマ・プロダクツチームに聞いてみた。
Q.1 作品の中でどういうキャラなの?
A グローグーは、ヨーダと同じ種族の謎に満ちた特別な子ども。小さなカラダにもかかわらず、驚くべき力のフォースを秘めた愛らしい存在です。思いやりがあり、いたずら好き。言葉は話せませんが、好奇心がとても旺盛です。そんな性格が「グローグー:キューテスト・イン・ザ・ギャラクシー(Grogu Cutest In The Galaxy)」という新たなコンセプトの商品群やオリジナルショートストーリーに大きなインスピレーションを与えました。目には見えないフォースというエネルギーとの並外れた繋がりを持つ一方、子どものような無邪気さが、ユニークで魅力的なキャラクター像を作り出しています。
Q.2 なぜグローグーはファンを魅了するの?
A 好奇心からカエルを食べてみたり、クリーチャーと交流したり、フォースを思いがけない方法で使ってみたりと、遊び心のあるいたずらをすることが多く、いつも無邪気。と同時に、幼い年齢を超えた並外れたフォースの力を駆使し、どんな瞬間も予測不能でワクワクするものに変えてしまうキャラクター。秘めた力をどう使うかを学びながら、友人を守り、内面の葛藤さえ乗り越える姿を、グローグーらしいユーモアやいたずら心とともに楽しんでもらいたいです。
Q.3 ディン・ジャリンとの関係は?
A 孤高の賞金稼ぎであったマンダロリアン(ディン・ジャリン)は、帝国の残党たちに追われていたグローグーを捕獲したものの、初めて掟を破り、ターゲットであったグローグーを助けました。彼は救うためにすべてを懸けることを選んだのです。その後、時が経つにつれ、父と子のような関係へ。お互いに頼り合うようになり、ディン・ジャリンは守るだけでなく、危険な銀河を冒険し、生き抜く術を教えることで家族のような絆を築き上げていくのです。
Q.4 キャラクター作りで意識したことは?
A アジアのポップカルチャーは長い間、カワイイの美学を取り入れてきました。グローグーが持つ、大きな目、丸い顔立ち、小柄な体格は、日本やアジアで人気のカワイイデザインの原則に一致。一方でグローグーには可愛らしさだけでなく、ユニークで型破りなところもある。デザイン製作のプロセスでは、ユニークさを加える際のバランス感が重要視されていました。カエルを食べたり、青いマカロンを食べたり、フォースを使うために懸命に努力したりする姿を、日本独特のシンプルなアートスタイルとマンガ的表現で生き生きと描いています。
Q.5 可愛いスタイルを作る際、苦労したところは?
A 表情や動きが独特なので、耳の角度から首を傾げる角度、仕草、表情、言動を徹底的に分析し、何度も微調整を重ねてこの可愛いスタイルの完成に至っています。遥か彼方の銀河で、最も愛らしいキャラクターとして登場し、アジアのポップカルチャーからインスピレーションを得た活気あふれるデザインと色を組み合わせ、あらゆる層のファンに向けた新しいスタイルを生み出しました。
Q.6 グローグーのグッズは今後もどんどん増える?
A アパレルや雑貨を中心に、たくさんの新商品が4月の「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」で登場します。グローグーを前面に押し出したプロモーション「グローグー:キューテスト・イン・ザ・ギャラクシー」のグッズをメインに扱うポップアップショップも今後開催予定です。彼のさまざまな可愛いさにこれからもスポットライトを当てていくので、ぜひ身のまわりをグローグーグリーンで染めて楽しんでもらえると嬉しいです。
『マンダロリアン』シーズン1〜3 ディズニープラスにて独占配信中 Ⓒ2025 Lucasfilm Ltd.