「慌ただしい日々に癒やしをくれる曲」ネーム ストアマネージャー・佐藤祐哉の2023年をSpotifyまとめとともに振り返る。

オーディオストリーミングサービスSpotifyが、例年、年末に公開する「Spotifyまとめ」。

2023年によく聴いた曲を集めた自分だけのプレイリスト「My Top Songs 2023」では、この1年でどんな音楽を聴いたか、振り返ることができる。

Fine Onlineではアーティストや編集者、サーファー、モデルなど、各業界のキーパーソンにSpotifyまとめから今年1年を振り返ってもらった。

 

第14回目は、ファッションブランド・ネームでストアマネージャーを務める佐藤祐哉が登場。

スタンダードを再構築し、独自のファッションを展開する人気ブランド、ネーム。そのストアマネージャーとして店舗運営に携わり、店の世界観を提案している彼。

そんな彼は2023年、どんな音楽を聴き、どんな日々を過ごしていたのだろうか。

ネーム ストアマネージャー・佐藤祐哉

「感性の共有」をコンセプトとし、時代性や文化、人々など様々な要素を読み取り、独自の解釈を持って洋服へと再構築。人間が持つ自由な解釈や個性などを共有していく事を目的とするブランド、ネーム。そのストアマネージャーとして、店舗運営に携わり、店の世界観を提案している。

トップアーティスト

昨年はストアマネージャーとして、仕事に打ち込んだ1年だったなと思います。その中でも昨年のトップアーティストに入ったyonawoは、朝食を食べながら聴いたり、一人の時間にゆっくり聴いたりと、慌ただしい毎日に癒やしを与えてくれましたね。全体的にメロウで雰囲気が良いので、特定の曲を聴くというよりも、いろんな曲をまんべんなく流していますね。休みができたときに聴くイメージです。

トップソング

カネコアヤノやFKJ、マック・ミラーも同じく、ゆるい楽曲が多いので、忙しない日々の中でも、一人の時間にそっと寄り添ってくれましたね。

エレファントカシマシは前からよく聴いているのですが、気合いを入れたいときや仕事で落ち込んでいたときに元気づけてくれるんですよね。特に今年は転職2年目で、ブランド自体もいろいろ変えていかなければならない時期だったので、気合いを入れるときやなかなか仕事がうまくいかないときもありました。そういうときにエレファントカシマシをカラオケで歌ったり、帰り道に聴いたりしてなんとか乗り切れてきたと思います。

今年1年の怒涛の日々を振り返ると、仕事に打ち込めましたし、いろんな人に出会えた年でもありました。来年はそれをより飛躍していけたらいいなと思いますね。

今年はスローな曲を聴くことが多かったので、来年はアッパーな音楽をたくさん聴いていきたいです。特に僕が好きなヒップホップをはじめとして、カルチャー文脈やファッション文脈にゆかりのあるアーティストと出会えたらと思います。


写真/丸益功紀(BOIL) 文/高山 諒

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