ローカルがハマるいい音の場所。【京都編】

1970年代に大流行したジャズ喫茶が姿を消していく中、日本独自の文化でもあるリスニングバーが近年インバウンド客を中心に大盛況だ。そんな流れは、日本の観光地として国内にも海外にも人気の京都でも変わらない。実はこのエリアは、老舗も充実しているのだが、その一方で有力なニューカマーもたっぷり。見逃さないようにチェックしておこう。

 

音に満ちた異空間で、
手作り酒をカジュアルに!

Hachi Record Shop and Bar
ハチ レコード ショップ アンド バー

大正時代のレトロ建築に入ると、1階はクラフトビールと日本酒を提供するリスニングバー。2階は店主兼バイヤーの神谷勇人さんが買い付けるレコードを販売している。

和洋の手作り酒を同時に楽しめる。東和酒造 六歓 つきねこ1500円(180mL)

 

【SHOP INFO】
Hachi Record Shop and Bar(ハチ レコード ショップ アンド バー)

住:京都府京都市下京区平居町19

☎:075-746-7694
営:17:00~23:00
休:不定休

HP:sakahachi.jp

 

 

パンクでマニアックな音に
チューハイで乾杯!

エラマサ

パンクバンド、リキッド・スクリーンのベースも務める店主の音楽居酒屋。70年代パンクをはじめ、マニアックな音楽の巣窟だ。

店主が世界を旅して覚えた味を再現。チリビーンズ500円

 

【SHOP INFO】
エラマサ

住:京都府京都市右京区西院北矢掛町46-2 第二シンワ会館ESSERE105
☎︎:075-322-2230
営:18:00~翌2:00
休:日曜
Insta:@_eramaassa_

 

 

 

京都・木屋町に突如現れた
架空のサウンドフォレスト。

FUL KYOTO
フル キョウト

今年7月にオープンした78席の広々とした店内。緑豊かな店内に組み込まれた10台のスピーカーからは、まるで森の木々を縫うように心地よい音が聴こえてくる。日本のストリートフードをアップデートしたユニークなバーフードもオススメだ。

備前黒毛和牛ととろけるチーズのフィリーステーキサンド1850円
スピーカーは米国のワンサウンド製だ

 

【SHOP INFO】
FUL KYOTO(フル キョウト)

住:京都府京都市中京区河原町通三条下ル大黒町67-3 フォーラム西木屋町1F
☎:075-231-0001
営:17:00~翌3:00
休:月曜
HP:ful-kyoto.com

 

銘酒を傾けながら名曲に浸る
ミュージックバー。

P.M. SOUNDS
ピー エム サウンズ

ジャズ黄金期の名盤からJ-POPまで網羅するミュージックバー。JBLのスピーカーは音にこだわるオーナーが自宅から持ち込んだ歴史ある逸品だ。「外国人観光客だけでなく、日本の若者にも気軽に来てほしい」とのこと。止まり木のような訪れやすい1軒に注目してほしい。

マイルス・デイビスのオリジナル盤はアメリカ駐在時代に入手

 

 

【SHOP INFO】
P.M. SOUNDS(ピー エム サウンズ)

住:京都府京都市中京区大黒町71-21 CT・BEACH山口ビルB1
☎:090-1078-7016
営:19:00~24:00
休:日曜
HP:pmsounds.jp


photo : Fumito Kato、Hidekazu Ueno、Naoki Harada、Takuma Goda、Yoshie Matsumoto、Yoshiko Otsuka text : Ariko Suzuki、Asuka Nakajo、Shoko Etchuya、Yasuko Mizuno、Yuuna Kyan illustration : Hiroshi Kawai edit&text : Yumi Sato

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