木村拓哉が2年半ぶりのライヴツアー「TAKUYA KIMURA Live Tour 2024 SEE YOU THERE」を2024年10月13日（日）に開催した。場所は木村にとっても思い出の地である横浜アリーナ。この場所でライヴを開催するのは、なんと19年ぶり。1995年に開催したSMAPのライブツアー以来なのだ。
今の自分にできることを
全力で表現した２時間半がスタート。
スクリーンに映し出されたツアータイトル「SEE YOU THERE（あの場所で会おう」が「I’m HERE（ここにいる）」に変化し、始まった今回のライヴ。客席から沸き起こる歓声とともに登場した木村拓哉が放った「everybady！」の掛け声によって、会場は一気にマックスボルテージに。
もちろん、木村自身もテンション爆上がりだったようで、最初のMCでは「序盤から飛ばし過ぎたわ～」と自分に言い聞かすような場面も。
会場を端から端まで動きまわり
訪れたすべてのファンを大満足に！
ライブ中盤ではステージ横から１番上の３階席に繋がる階段を駆け上がるシーンも。ステージから１番遠い席にいるであろうファンにまでしっかり触れ合う。これこそ、木村がずっと届け続けてきたエンターテインメントなのだ。
圧巻のダンスステージと
アツい言葉に心が震える。
終盤を迎えてもその動きは衰えることなく、むしろキレキレのダンスパフォーマンスへ。そんな木村のライヴパフォーマンスでは、ダンスだけでなく、彼が発するアツいメッセージにも注目してほしい。
「この2年間の間に折れそうになったこともあったけど、
みんなに伝えた『絶対に腐るなよ』って言葉を思い出すことで乗り越えられた」
「改めて、こういう場所に立たせていただくと
『俺、やっていていいんだな』と感じることができます！」
「何があっても、どんなことがあっても、胸を張っていてください。
俺も同じように胸を張ってやっていけるんで！」
このアツいメッセージの１つ１つが、ファンの力に、そして彼の力になって、お互いを支え続けていく。
鳴りやまないアンコール。
そして名曲とともに……。
アンコールに応えて、再び登場した木村。ここで会場の誰もが望んでいたSMAPの名曲を披露するあたりがエンターテイナー・木村拓哉なのだ。端から端まで１人１人に対して、最後の最後まで全力でぶつかっていく。木村拓哉らしさ全開のライヴツアー「TAKUYA KIMURA Live Tour 2024 SEE YOU THERE」。このツアーは12月まで愛知、宮城、福岡と続いていく。
写真／今津聡子
