「走るときや、失恋したとき……。一年の思い出がダイレクトに反映されている曲」モデル・PUTAMIの2023年をSpotifyまとめとともに振り返る。

オーディオストリーミングサービスSpotifyが、例年、年末に公開する「Spotifyまとめ」。

2023年によく聴いた曲を集めた自分だけのプレイリスト「My Top Songs 2023」では、この1年でどんな音楽を聴いたか、振り返ることができる。

Fine Onlineではアーティストや編集者、サーファー、モデルなど、各業界のキーパーソンにSpotifyまとめから今年1年を振り返ってもらった。

第5回目は、モデルのPUTAMIが登場。

映像作品や広告を中心に活躍しながら、ランニングや登山などアクティブな一面も持つ彼女。

2023年、どんな音楽を聴き、どんな日々を過ごしていたのだろうか。

PUTAMI (ぷたみ)
広島県出身。眼科勤めを経て夢だったモデルとして2021年から活動開始。現在は映像作品や広告等で活躍している。マイブームは登山。おすすめの山は硫黄岳。 美味しいものを食べることをこよなく愛し、食に妥協することなし。

トップにランクインしているアーティストは今年全部ライヴを観に行っていて、私はライヴ前に全部頭に入れたいタイプなので、めっちゃ聴いてましたね。

音楽と生活は結構リンクしていて、例えば朝、起きるのがしんどいときに音楽をかけて徐々に目を覚ましたり、ランニングのときに気分を上げるために聴いたり、あとは失恋したときに聴いたり(笑)。

なので、2023年のSpotifyまとめをこうしてみると、めっちゃ面白いですね。今年は本当にいろんなことがあったな〜と。

トップアーティスト

1位のカネコアヤノの「こんな日に限って」はこれはまさに失恋したときに聴いていた曲で、振られた次の日に友達が話を聴いてくれたり、ご飯とかも作ってくれたり、とにかく全部してくれて、そのときに教えてもらった曲で。歌詞の「こんな日に限って 綺麗に見える」ってまさにその状況を表しているし、音楽に救われた瞬間でしたね。

グソクムズも友達におすすめしてもらったアーティストで、お気に入りに入れていたんです。友人の結婚式の二次会に行ったときに「音楽やってるんです」って人と知り合って、「あ、そうなんですね〜」と、そのときは特にアーティスト名も聞かなかったんですけど、余興でその方が「普段はグソクムズというバンドで活動してます。」って!

そのときに歌っていたのが「すべからく通り雨」という曲で、歌もめっちゃよかったですし、心地のいい曲で、そこから1週間は狂ったように毎日聴いてましたね。

トップソング

今年はフルマラソンに挑戦し、そのときにずっと音楽を聴きながら走っていたんです。ランニング中はやっぱり足がどんどん進む曲がよくて、とにかくテンションが上がる曲を流していましたね。

サニーデイ・サービスの「春の風」、小沢健二「アルペジオ」、羊文学「ロマンス」などは気持ちよくてランニングするときに足がぐんぐん進むので、一度走りながら聞いてみてほしいです!


今年は目標にしていたお仕事がたくさんできた一年でした。映像の仕事や、登山の仕事、街中に飾られる広告にも出れたり、自分の中では夢だと思っていたことがたくさん叶いました。もちろんまだ全然満足はしていなくて、出演したけどセリフがなかったり、動きがなかったり、課題や目標がたくさんあるので、来年はもっと躍進したいですね。

それに、やりたいことがたくさんあって、今は山登りと食べるお仕事がしたい!
そんな目標を一つひとつ言葉にしながら、私がいろんなアーティストにパワーをもらっているように、誰かを元気づけたり励ましたりできるような存在になっていきたいと思います!


写真/瀬田秀行 文/高山 諒

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