メイトバイクの特筆すべき魅力は、エコなブランド精神と、MTB顔負けの走破性、3ステップで小さく折りたためること。街乗りからキャンプなどの外遊びまで、よき相棒になってくれそうだ!
メイトバイクはこんな車体!
メイトエックス(MATE X)は、前後のサスペンションに走破性の高いファットタイヤ、制動力のある油圧式ディスクブレーキといったMTB並みのスペックを満載したオフロードにも対応するモデル。折りたためるのでクルマに積んでの持ち運びも楽チンだ。豊富なカラー展開も魅力。
ディテールを確認してみよう!
街用に設計された小まわりの利くモデルも!
メイトエックスよりもタイヤサイズを1.5インチ縮小し、街乗りに特化させたメイト シティ(MATE CITY)。タイヤ幅も半分以下と細く、全長も短めなので小まわり性能が高い。7段変速に加え、モーターアシストの最高出力は変わらないので、パワフルに走れる。
2021年にSDGテックアワードを受賞。
海、山、街で楽しむとき、メイトバイクはどう生きる?
ほかのeバイクにはない魅力を持つメイトバイクだが、実際に乗っている人はどのように活用しているのだろうか。海と山、街で活用する3人の男たちに聞いてみた!
湘南でもサーフトリップでも活躍してくれそうですね!
「実は去年あたりから、あの自転車すげーなーと思っていたんです(笑)」。湘南在住の松岡さんは最近、メイトバイクとの生活をスタートさせた。愛車のトヨタ ハイラックスとリンクするようなゴツい見た目にひかれ乗り始めたが、今ではその性能にも信頼を置いている。「タイヤが太くてパワーもあるんで、砂浜でもガンガン進んでくれるのが魅力。海に来るまでの坂道でも、ペダルをまわしてれば疲れずに上れるんですよ」。これまでは近場のサーフィンでもクルマを利用することが多かったが、今後の移動手段はメイトバイクになりそうだという。「波に乗るポイントって、必ずしも毎回同じとは限らなくて。いいポイントを探して海辺を移動する必要があるんです。だから、これがあれば鵠沼から鎌倉や茅ヶ崎まで気軽に移動もできそうですね。湘南で海に入る機会が増えると思います」。
普段はいい波を求め、日本各地を旅している松岡さん。そんなサーフトリップにも、これからはメイトバイクを連れていく予定だとか。「全国で波を探す旅をしていると、ポイントチェックのために林道をかき分けて進まないといけないようなシーンがあるんです。クルマが入れないスポットもあって、歩いて往復分かけて探すことも。そういったときに、これがあれば冒険がてらサクッと波を見に行けそうですよ。メイトをクルマに積んで、サーフトリップへ持っていく。そんな使い方もできそうですね」
キャンプ場を飛び出して、地域探索もできちゃいます!
サーフィンに限らず、キャンプやスノボ、バス釣りといった山遊びもこよなく愛し、週末になると野山に繰り出す大久保さん。都内の移動はもっぱらメイトバイクだが、山に行くときも手放せない存在になっているようだ。「キャンプするときはバンに積んでいきます。砂利道でもぬかるんだ道でも問題なく走れるスペックを持ちながら、コンパクトに折りたためるのがいいですよ。一緒に行く仲間の分も合わせて、2〜3台積んでいくこともあります。キャンプ場だけだと飽きちゃうこともあるので、仲間と一緒にこれで地域探索みたいな楽しみ方もできるんです。それにテントサイトに1台置いておけば、僕じゃなくても誰かしら乗って遊んでいたりしていますし、トイレが遠いキャンプ場でもラクに行けますね」
そもそもメイトバイクに乗り始めたきっかけは、スペックというよりブランドとしてのスタンスに共感したことが大きいという。「気候変動などの環境問題を危惧した姉弟が、よりエコでクリーンな交通手段としてeバイクが根付いてほしいという思いで始めたブランド。本国デンマークでは通勤に使うと助成金の対象となるなど、国にも認められています。そういった文化を日本にも浸透させたいという思いで上陸を果たしたと聞いて、賛同しました。自分が手掛けるブランドのモノ作りでも、サステナビリティを体現したいという思いがありますし、メイトバイクの理念に共感する部分が大きいです」
クルマよりメイトの方が行動範囲を広めてくれた。
「ミリタリーなデザインが好きなので、このメイトエックスはまさにど真ん中。クルマ並みに幅のあるファットタイヤで走破性が高く、ラクに街を移動できるので、昨年購入してからずっと乗っていますよ。まだオフロードには行けていませんが、いつか行ってみたいですね」と語る。メイトバイクを手に入れてから、自転車移動がメインになったとか。「以前は、都内の移動なら電車やクルマ、タクシーを使っていましたが、今はもっぱらこれ。多少距離があってもこっちの方が早く着きますよ。駐車場を気にする必要もないから、すぐに出かけられる。むしろメイトに乗ってからの方が、行動範囲が広まった気がします」。フォトグラファー、ウェブマガジンディレクター、アパレルプロデューサー、そしてヒップホップアーティストと多彩な活動を行うだけに、街中をフレキシブルに移動できるeバイクが最高の相棒になっているようだ。
またメイトバイクの地球環境を考えたエコなマインドにも共感したよう。「最近は、自然食などに興味があり、そこから SDGs に対しても考えるようになりました。地球環境のために何かを我慢しなくてはいけないとなると、人は及び腰になるもの。その点、メイトは環境に配慮しつつ、実用的にもメリットがあります。 ただ、まずは難しいことを考えずに、乗ってみてほしい。きっと手放せなくなるはずです」。クルマ移動の人はもちろん、電車を乗り継いで出かけている都会暮らしの人ほど、メイトバイクに乗ればその便利さを実感できるのかもしれない。