コレクターたちのふか~いスター・ウォーズ愛 !【オールジャンル】

スター・ウォーズのコレクターといってもピンキリだ。とにかく好きなものを徹底的に集めている人もいれば、1種類のグッズにこだわって集めている人もいる。今回紹介するのは、前者のコレクター。スター・ウォーズのコレクションに溢れた部屋を見せてもらったよ。

 

コレクターファイル

会社員
中村健太郎さん

Profile:
ヴィンテージから現代ものまで、すべてをカバーするコレクター。SNSではコレクションを随時公開中。
Insta:@nakaken.starwars.collection

 

雑多に見えて筋の通った
自慢のコレクション!

最後を飾るのは、ジャンルを問わずスター・ウォーズ関連のものをコレクションする、中村さん。取材現場に自慢のコレクションを持参してもらったが、この量で全体の1割にも満たないんだとか!ここまでの量となると、希少価値の高いものもあるゆえ、資産と言っていいだろう。「学生の時に観た『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』以来、ハマっていますね。公開初日の初回に映画館で観たので、場内の盛り上がりもすごかった」

星の数より多いのでは?と思うほど種類が豊富なスター・ウォーズグッズ。その選びに、どんな信念があるのか。「今なお新しい作品が生まれ、グッズも発売されるためキリがない。だからしっかりとテーマを持ってコレクションしています。たとえば、サインカードならまず敵役を、ヴィンテージなら和ものを中心に揃えました。またいちばん好きな作品、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)』関連は極力集めたい。コンプリートしたくなるのは、性分なんでしょうね」

今回見られなかった分も含め、これだけの量のコレクションは、保管するのもひと苦労だが……。「いつか僕のコレクションを並べたミュージアムか、一部を展示したカフェを開きたい。漠然とした夢ですが、かなえられるといいな」

 

 

 

マイベストな
コレクションを公開!

 

もう二度と出会えない80体限定のヨーダ像。

アメリカ・サンフランシスコに構える、ルーカスフィルム本社入口の噴水に据えられる、ヨーダのフル・ブロンズ像を忠実に再現したレプリカ。ジェントル・ジャイアント製で、2010年に80体限定で生産された。サイズは高さ20cmの自宅サイズ。「所有する人はよほどのコレクターと思われるので、市場に出回ることは二度とないでしょう」

 

 

ジャンルごとに
コレクションの一部を紹介!

 

新聞広告

ネットオークションで入手した、コチラの朝日新聞夕刊が発行された日付は、1978年6月23日。つまりはEP4の特別先行公開日の前夜のものだ。見開きにわたった広告には、まさかのネタバレが書かれているんだとか

 

 

ライトセイバーのレプリカ

マスターレプリカ社製のライトセイバー。奥はアナキン・スカイウォーカーモデルで、EP2で抜擢されたヘイデン・クリステンセンのサインプレート入り。一方手前は、オビ=ワン・ケノービのモデル。役を担ったユアン・マクレガーのサイン入りは公式には存在しなかったが、自身でプレートを作成し、来日したユアンにサインしてもらったそうだ

 

 

フィギュア

1978年の初公開時に日本で初めて発売されたフィギュア。タカラ社製。全10体をしっかり揃えている

 

下は、EP5の公開時に発売されたポピー社のフィギュア、ワールドヒーローのスター・ウォーズ版。日本独自企画で、シリーズ全15体

 

未開封のボバ・フェットはいまやとんでもない評価額がつく!

 

 

劇場チケット

大人には懐かしい映画のチケット。こうしたコレクションでは半券はよく出まわるが、コチラは貴重な未使用券!しかも当時の映画チケットには上映劇場が印字されるが、東京の劇場にこだわって揃えたんだとか。ちょうどいいサイズの額に収めて、部屋に飾っている

 

 

セレブレーション・ジャパンのグッズ

スター・ウォーズセレブレーションジャパン2025の開催が待ち遠しいが、中村さんは前回の2008年にも参加。全12のイベントを回るともらえるメダルはすべて当日回収済み。しかし当時学生だったため、買えたグッズはごく少量。その後、大人買いを果たした

 

 

サインカード

本場アメリカでも揃えるのは難しいサインカードは、作品やキャラなど、テーマを設けてコンプリートを目指していて、発売済みのヴィラン=敵役のカードはコンプ完了

 

ボバ・フェットは演じる役者違いを揃えた

 

トリプルサインカードもかなりの珍品!?

 

 

ピンバッジ&マグネット

公式、ブート品、どちらも星の数ほど存在するピンバッジとマグネットも、大量にコレクション。以前はボードに並べて楽しんでいたが、最近は台紙もかわいいことに気づき、封を開けずそのまま保管しているという。「いつかは海外でピンバッジ交換でもしようかな」

photo:Tomoo Shoju(BOIL)、KazuyaHayashi、TakuyaFurusue edit&text:YutaYagi、ShuheiSato

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