映画公開当時から、長年に渡って人々を魅了し続けてきた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。1作目の公開から30周年という節目の年ということもあって、金曜ロードショーで3作全部の放映がされたり、劇団四季によるミュージカルが行われるなど、話題たっぷりだ。今回は、その中でもパート2に注目してみようと思う。舞台は2015年。映画の設定では未来だけど、現実世界では10年前になった今、予想していた未来とどう違うのか? 印象的な4つのカテゴリーを使って比べてみよう!
FOOD(食べ物)
映画の中の食べ物は
伸縮可能で調理も簡単!
マーティの彼女、ジェニファーが未来のマクフライ家の食卓で見た「未来ピザ」。アルミパックに入った脱水加工されたピザを電子レンジのような機械に入れればあっという間に4人家族で食べるサイズのピザの出来上がりというもの。それだけでも見てみたいし、食べてみたいと思うのだが。実はこのビザを、あの有名なピザハットが作成と監修していたいうから驚きだ。もしかしたら未来のピザが宅配される日は近いかも。
ちなみに現実では
こんな持ち運び便利な食べ物があった。
高級レストランのような豪華料理が山頂で食べられるトレイルフード。マウンテン グルメ ラボから発売された本商品と水を鍋に入れて温めるだけで山でも贅沢を味わえるという。
VEHICLE(乗り物)
陸空両用で燃料もエコ。
地球に優しいタイムマシーン!
パート2の冒頭でマーティたちの前に現れた未来仕様に改良されたデロリアン。路面走行のほか、タイヤを折りたたんで飛行可能になっていた。タイムトラベルする際に炎のタイヤの跡が空に残るのもすごく新鮮。しかも燃料はバナナの皮、ビールやジュースの飲み残しなど、家庭ゴミを少し使うだけと超エコな仕様の愛車だった。
ちなみに現実の
最先端なクルマとは?
メルセデス・ベンツ「G 580 with EQ Technology」に搭載された「Gターン」はオフロード上限定ではあるが、その場から動かずに最大2回転させることができるという驚きの機能。オフロード走行時などで行き止まりに遭遇した時、活用できるはずだ。
SNEAKERS(スニーカー)
サイズ変更が自由自在!
未来では試着が不要!?
未来に到着したマーティがドクから渡された着替え一式の中にあったナイキのスニーカー。足を入れるとナイキのロゴが光り、自動で靴ひもが締まる優れもの。その後、この未来のスニーカーはナイキが開発を重ねて映画の中の未来(2015年)の翌年となる2016年に、映画の公開年に合わせて89足が限定発売された。
MOVIE(映画)
3Dメガネがなくても
飛び出す立体映画!
マーティが未来の映画館の入り口に立つと突然サメが襲いかかる! とこれは3D映像技術を使った名作シリーズ『ジョーズ 19』の広告だったというシーン。3Dメガネを着けず、しかも屋外でこんな映像が作り出せる技術はさすが。アクション映画だったら迫力満点で楽しい半面、ホラー映画とかだったら心臓に悪いかも。
ちなみに
現実では?
「ScreenX」は正面のスクリーンに加え、両側面にも映像が投影され270度の視界すべてで映画鑑賞できる。映画の世界への没入感が半端ない次世代型の映画システムとなっている。

『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』 © 1989 Universal Studios. All Rights Reserved.
illustration : Shigeo Okada