ドノヴァンとともに来日したジギー・アルバーツってどんな人?

ドノヴァン・フランケンレイターの来日公演にオーストラリア発のニューウェイブが登場。前座を務めた際に奏でた風通しのよいサウンドがとにかく心地よく、オーディエンスを魅了していた。そんな彼は、オーストラリア生まれのサーファー。自然と共存する、そんなライフスタイルが生み出した音楽が新たな旋風を巻き起こす。

 

注目アーティスト
Ziggy Alberts
ジギー・アルバーツオーストラリア生まれ。ストリートで音楽活動を開始し、2018年に発表したアルバム『Laps Around the Sun』が地元の音楽賞を多数獲得。2025年2月25日にアルバム『New Love』を発表する

 

困難を希望に変える
自然な音の波動を感じて。

「サーフィンってどんなに波と真摯に向き合っても思いに応えてもらえないことも多くてイライラすることもある。でも波をキャッチできた瞬間にすべてを忘れ、自然と一体化できた気分になれるし、地に足がついた暮らしの基盤ができた気がするんだ」。その語るのは来日公演で巧みなギターテクニックを駆使し、パワフルかつハートウォーミングなパフォーマンスでオーディエンスを魅了したジギー・アルバーツ。彼にとって音楽制作もサーフィンも欠かせない存在だという。「自分の中では、音楽活動とサーフィンをバランスよく両立させることで、人生の目的が明確に見える。どちらかに傾いたら、きっとその時点で自分を見失ってしまうはず」。その彼の音楽は、波の波動を感じさせながらも、力強い愛のメッセージが轟いている。「人生って思い通りにいかないことが多いけど、それでも前進しなくちゃいけない。またどんな困難も、きっとそれはあなたの人生においてとても意味のあることになるんだ。だから失望することなく、希望と愛を持って毎日をピースに過ごせる気分を自分の音楽から感じ取ってもらいたいね」。

 

最新の曲をチェックしよう!
『Where Does The Love Go?』
ホエア・ダズ・ザ・ラヴ・ゴー

心地よい歌声とアコースティックギターの音色が調和した1曲。愛について語った歌詞にも注目を。動画で聴けば、世界観が丸わかり

 


photo:Hideyuki Seta text : Takahisa Matsunaga

 

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