2024年7月26日(金)〜28日(日)にかけての3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催されるFUJI ROCK FESTIVAL’24(フジロック・フェスティバル’24)。自然と音楽との共生を目指すこのフェスは、大自然にいながら世界中の音楽を楽しみつつ、開放的に遊べる空間になっているのだ。例えばキャンプをしながら参加できたり、アウトドアシアターでゆったりした時間を過ごせたり、日本各地から出店しているフェスごはんを楽しめたりと、各人各様の楽しみ方ができるのもフジロックの魅力だ。苗場での開催が25回目の節目となる今回も、もちろん見どころ満載! 今回は、フジロックへどんなものを持っていったらいいかの持ち物チェックから、今年の注目ポイントなどを解説していくよ! 開催まであと14日。あの自然の中での熱狂を想像しながら、準備を進めていこうか!
今年はどんなラインナップ?
初日のヘッドライナーにはTHE KILLERSが決定。2004年以来、実に20年振りとなるフジロック出演に、期待感が高まっている人も多いはず。さらにKRAFTWERKやNOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDSといった、Fine読者の青春時代を支えたアーティストたちも2日目、3日目に控える。Fine的に気になるのはPEGGY GOUやFLOATING POINTS、2manydjsといった踊れるアクト。大自然の中でお酒を片手に、自由にカラダを揺らせる時間が今から楽しみだ。
さらに注目はGIRL IN REDやTHE LAST DINNER PARTYといった新進気鋭のアーティストたち。前者に関しては、2023年に初来日を果たし、東京・大阪ともにチケットソールドアウト。その熱量をフジロックで再度体験できると思うと、今から胸が躍る。
ほかにもNewJeansのプロデューサーとして脚光を浴びる250は最終日にラインナップ。今アツい韓国のムードをRED MARQUEEのステージでどう表現するのか、注目したい。
全12ステージで、総勢216組のアーティスト出演が決定している今年のフジロック。たっぷりと音楽を楽しむのには最適な空間ってわけだ!
野外キャンプフェスだし、どんなものを持っていったらいいか聞いてみた!
キャンプサイトのチケットを購入していれば、指定のエリアでキャンプをしつつフェスが楽しめるのもこのフェスの魅力。ただ、普段のキャンプと持ち物は変える必要はあるのか、どんなギアを選択したらいいか気になるところ。そこで今回は、フジロック来場経験のあるアパレル業界の2人に取材を敢行。さてさて、達人たちはどんなギア&服でフェスへ向かうのか?
教えてくれたのは……
ビームス プレス
百々 南さん
「移動中のことも考慮して、街着の延長線にある格好で参加することが多いです。学生時代にピルグリム サーフ+サプライでアルバイトをしていて、そこで知り合った先輩に連れていっていただいたのがフェスデビューのきっかけ。そんなこともあってピルグリムのアイテムが多くなっています。自然と密接したブランドですしね」。いつもと一番違うのは足元で、靴さえアウトドアスペックを押さえていればOKという考えだ。
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教えてくれたのは……?
フリーランス
松田晃一さん
「もともとヒップホップやレゲエ、R&B、ファンクが好きで、地元大阪のフェスに行くようになってから、いろんなジャンルの音楽を聴くようになりました」。そう話すのは、生粋の音楽好きである松田さん。「フェス会場に持っていくモノは必要最低限で、リュックひとつに詰め込める程度。クロークがあればリュックも預けちゃって、ミニバッグだけ持って動きまわります」
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ギアを持っていなくても、キャンプヴィレッジで手軽にフェスキャンプが楽しめる!
フジロックとして今年初の取り組みとして、大自然の中で音楽を楽しみながら気軽にキャンプも楽しめるグランピング的施設が登場! 友達同士やファミリー利用など参加スタイルに合わせて3つのプランを用意しているんだって。設置や撤去の手間がなく、ベッド(コット)やブランケットなど必須アイテムも完備しているよ!
プランは以下の3つ。ビギナーでもラクに過ごせる工夫がされているし、大掛かりなギアを持っていかなくていいからラフにフジロックを楽しみに行けるよね。
・キャンピングカー
エアコンやミニ冷蔵庫なども完備されたキャンピングカーで満喫するプラン。最大4名様まで利用可能。
・デラックスキャンプ
最大4名まで宿泊可能なテントにタープも設置されたデラックスキャンププラン。DODのタキビチェアやテーブルもご用意。
・シンプルキャンプ
最大2名まで宿泊可能なテントでお休みいただけるシンプル・キャンププラン。
申込等は以下URLから!
https://eplus.jp/sf/live/festival/frf/campvillage
今年はどんな3日間が待っているだろうか……!?
日本各地いや、世界各地からフジロックで過ごす時間を求め、フェスラバーが集結する3日間。新たな形としてキャンプヴィレッジが登場したり、移動をラクにするバス(有料)が登場したりと苗場で過ごす時間も変わってきそうだ。
そんな中でもやっぱり、僕らの胃袋を支えてくれるフェスごはんにもしっかり注目しておきたいところ。過去10回ほど訪れているFine編集部的推しめしは、やっぱりオアシスエリアで営業する苗場食堂のきりざいめし。
温玉と漬物を乗っけて食べる新潟伝統のご飯は、いつの時間食べてもフジロックだなあって思えるハズ! 特に朝イチに食べれば、ここから一日中動き回る活力になること請け合いだ!
さらに、例年アバロン フィールドで営業する森のハイジカレーもオススメしたいところ。家庭的な味のカレーはどこか懐かしく、歩き疲れたカラダに染み渡る! 並んでいるとどんどんトッピングを追加したくなっちゃうんだよね……!
そんなごはんも楽しみにしつつ、開催まであと00日。徐々に準備を始めてもいい頃じゃない? しっかりと準備したギアと、万全の体調を持ち合わせて、皆さん苗場の地で楽しく過ごしましょう!
<開催概要は以下のHPから!>
https://www.fujirockfestival.com/
▼ 最新PVはこちら。
https://youtu.be/XyUYRIf92s4
https://www.youtube.com/fujirockfestival