今年もまだ始まったばかり。年内に挑戦したいことをリストアップしたくなる。普段から活動的なオトコたちが、気になっているもの、遊び、アクティビティってなんだろう。そこで、サーフィン、シーカヤック、釣りにキャンプとアクティブ派の4人に、今年やりたいことを聞いてみた!
吉田栄作さん(俳優/ミュージシャン)
❝肩ヒジ張らずにゆっくりと歩みを進める1年にしたい❞
2019年に歌手デビュー30周年を迎えた吉田さん。だが、記念ライヴツアーは延期され、昨年ようやく完結できた。「大きな節目とあって達成感はあったけど、やっぱり満足できるシチュエーションでお見せできなかったのは残念。今年はファンの方と直接向き合いたいところですが、まだ先行き不透明ですから」。さまざまな配信方法があるが、それでも対面にこだわりたいとか。「ライヴは、やっぱりお客さんとともに作り上げていくものです。コール&レスポンスがあればこそ。そこはこだわりたいんです」。それができないことに、歯がゆい思いを抱きながらも、焦らないようにしているとか。「50歳を超えて、30周年、独立、そして入籍と、いろんなことが新しいチャプターに入りました。そんな時こそ、ふと立ち止まって自分を見つめ直すことも必要ですから」
だから、今年はスロースタートと決めたそう。「今年は、肩の力を抜いた生き方をしてみようかなと。昨年行けなかったサーフィンも、様子を見ながらですけど再開し、できるならまたLAでゆっくり過ごすのもいいですね。もともと仕事に固執した生き方を望んでいないんです。若いころに、LAに行ったのもそれが理由。いわば、自分らしく生きていくための、ひとつのツールです。自分のライフスタイルと繋がった仕事ができたら、理想ですね」
前川泰之さん(俳優)
❝海を身近に感じる環境に移り、シーカヤックに興味津々です❞
「実は2021年の夏、都内から湘南エリアに引っ越したんです」。キャンプや釣りといったアウトドアな趣味を楽しむとあって、以前から開放感のある場所への引っ越しは考えていたようだ。その矢先、奥様からの提案を受け、思い切って決断。「渓流釣りをやるので、なんとなく川沿いがいいなと思ってはいましたが、まさか海の近くに引っ越すとは(笑)。いざ都会を離れてみると、オンとオフの切り替えがハッキリしていて、意外にもすぐに居心地のよさを感じましたね。遠くない距離に海があるので、子どもたちも思いっきり遊ばせてあげられますしね!」
海抜けに富士山も望める居住環境が、新たな遊びへの興味を湧かせた。「今年はシーカヤックに挑戦しようと思っているんです。今までは渓流釣りやキャンプなど、山のアクティビティがメインでしたが、せっかく海が近いのにもったいないなと。20代のころ、沖縄の離島を1人旅したときに経験していて、それ以来興味はあったんです。カヤックフィッシングも楽しめますし。まさしく満を持してといったところですね」。現在48歳の前川さん。「仕事面で言うと、ここ最近は今までにないような役柄にチャレンジできて、役者としての幅も広がりました。ここから弾みをつけて、公私ともに充実した50代を目指して頑張りたいです!」
白川裕二郎さん(ミュージシャン/純烈)
❝ファンの方々との再会を楽しみに、趣味の釣りもできるだけやりたい!❞
鮮やかな赤で彩られた、シマノのリールとダイワのロッド。ともに、ファンの方から頂いたものだとか。「リアルに使うから、すごい嬉しいんですよね」。釣り歴は30年超え。サーフィン好きと、海には幼いころから縁がある。「釣りの前は、まるで遠足に行く子どものよう。いまだに寝つけません(笑)。でも僕にとって釣りはリラックスするためのもの。釣れなくてもいいんです。サーフィンもロングでゆったり乗るのが好きですね」
そんな白川さんだが、昨年は満足に釣りができなかった。「釣りだけじゃなく、もちろん仕事もままならなりませんでした。ただ、こうなる前はすごく多忙で休みがほとんどなかったので、ある意味自分をリセットできた機会でもありました。ファンの方と会えなかったのはやっぱりつらかったですが、心機一転できたと思います」。今年は、さぞ釣り三昧かと思いきや、そうもいかなそう。「う~ん、もちろん釣りもしたいですけど、とにかくファンの方と会いたいですね。だから、思いっきり仕事を頑張ると思います。あ~、でも釣り宿のおじちゃんとおばちゃんにも会いたいしなぁ。この間買ったボードとカヤックも、全然使えてないし……。仕事と釣りのバランスが難しくなりそうです(笑)。でも、やりたいことがあふれてるって、嬉しいことですよね」
白洲 迅さん(俳優)
❝凝ったキャンプめし作りやテントサウナに挑戦したい!❞
「キャンプを始めようと思ったきっかけは、友達と牧場に行ったとき。夕方、帰ろうとしたら併設されていたキャンプ場で夕飯の用意をしていた人たちがたまたま目に入って。幸せそうな姿がズルいと思ったんですよね(笑)」と話す白洲さん。夢中になっていくのは、あっという間だったという。「ソロキャンプでの裏テーマは、デジタルデトックス。退屈しに行く時間が癒しになってると思います。食べる事がめちゃくちゃ好きなので、1人で食材と向き合いながら食事を楽しむ時間も好きです。もちろん友達とワイワイやるのもいいですけどね」。2022年は、凝った料理に挑戦してみたいとか。「ダッチオーブンでビーフシチューとか、ガッツリ煮込み系をやってみたいです。真冬のキャンプは行ったことがないので、そこで温かい鍋料理とか。普段、肉や魚を焼くとかアヒージョとかわりと簡単なものを作ってるんですけど、ただでさえおいしい自然の中での料理をもっと楽しみたいと思っています」
また、テントサウナにも関心があるそう。「温泉が好きで、それに付随してサウナも行っていました。だから、テントサウナにすごく興味があるんです。実はまだやったことがないので、テントサウナで温まって、川や湖に思い切り飛び込んで、ととのってみたいと思っています」
写真/池村隆司、藤本孝之、平井敬冶 文/安岡将文