KeePerコーティングは、クルマのボディに被膜(コーディング)を作り、愛車をキレイに保つ技術。基本的なコーティングは全部でEXキーパー、エコダイヤキーパー、フレッシュキーパーの3つだが、さらにホイールコーティングや樹脂フェンダーコーティングなど、細部のパーツごとのコーティングも可能だ。
今回はその中で、主に新車が適応対象となるEXキーパーを実際のクルマにかけてもらった。経年車でも施工は可能だが、基本的に研磨作業が必須となる(料金別)。やはり時間の経過とともに塗装状態も変わるし、汚れや傷、ウォータースポットと呼ばれるものがある場合も。そのため、細密研磨という作業をして塗装面を平に近づけてから行う。
ちなみにEXキーパーとは、キーパーが手掛ける最上級のコーティング。その正体は、プライマーガラスの被膜と、1番厚みのあるVP326の被膜を重ね合わせた二層構造になっている。EXキーパーは、ひとめでコーティングしている、とわかる艶感が最大の特徴。また、その状態をノーメンテナンスでも3年間は持続することができ、2年に1回被膜を整えることで最大6年まで持続するコーティングなのだ。
作業工程は非常にシンプル。まずはクルマの洗車から。ここでは、ただ洗うだけでは落とせない、いろんな汚れを落とすため、脱脂作業も行う。それが終わったら拭き上げへ。
ここから被膜を施工する作業へと移っていく。基本的にKeePerは洗車だけでなく、被膜の施工もすべて手作業。そのため、細かくしっかりとコーティングを作ることができるのだ。まず1層目のプライマーガラスのコーティングから。ここでは、無機質のガラスを使った被膜を作り出す。
続いて2層目のレジン(無機質と有機質の両方を兼ね備えている被膜)を施工する。今回使用するVP326は、コーティング業界の中ではかなり分厚い2ミクロンの被膜。こちらを使うことで、より塗装面が円滑化されて艶感が出るのだ。
施工時間は約6時間。完全にコーティングが硬化するまでの3日間は洗車を控え、3日間後からは手洗いの洗車が可能。また1ヶ月後からは洗車機の利用もできるようになる(スポンジブラシの洗車機のみ)。ちなみに擦りすぎて膜が剥がれる心配はないとのことなので、洗車機にも安心して入れることができるはずだ。
どの色のボディでも艶感がでて美しくなるが、特に濃色車は実感しやすいかも。(マット塗装は施工できないので要注意。)
そしてKeePerのコーティング、最大の魅力は自浄効果(セルフクリーニング効果)だ。自浄効果とは、何もせずとも自然にキレイになることを指す。雨が降れば、汚れや砂埃を一緒に流してくれるため、洗車の回数が極端に減る。また、海上がりや雪山から帰ってきたタイミングでも水をかけるだけで愛車がキレイに。(水道水にはミネラル成分が含まれるため、雨水と違って拭き取りの必要がある)これなら、マンションなどに住んでいて、近場に洗車場がない人でも大丈夫。アクティブ派の大人が所持するクルマは、大きくて洗いにくいし、とにかく大変。コーティングで汚れにくくしてあげることで、いろいろな手間を省けるのだ。
今回は、ここからさらにホイールコーティングと樹脂コーティングも施工した。ホイールコーティングは施工することで、ブレーキダストがつきにくくなるというメリット以外にももう1つよさがある。経験のある人も多いと思うが、ブレーキダストは洗車時に伸びてしまい、上手く落としにくいというやっかいなやつ。その伸びを抑制してくれるため、拭き取りがめちゃめちゃラクになるのだ。
続いて、樹脂コーティング。こちらは紫外線あたると白っぽくなるという樹脂のデメリットを抑えることが可能。また施工することで樹脂パーツ自体が色濃くなるため、現在のクルマが引き締まって見えるというメリットも。
クルマは使っているだけで砂埃がつくなど、自然と汚れてしまうもの。自分で洗車するのは面倒だし、ガソリンスタンドにお願いするとお金もかかる。そんな煩わしさから、KeePerのコーティングを施工して解放されよう。
そんなKeePerのコーティングは全国のKeePer LABOか、ガソリンスタンドの一部店舗で施工可能だ。ぜひ、トライしてみよう!
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www.keepercoating.jp/
KeePer LABO 有明店
住 東京都江東区有明1丁目4-29 トヨタモビリティ東京有明店内
☎︎ 03-5530-2310
営 10:00〜18:00
休 火曜、第1・3月曜、GW、お盆期間、年末29〜31日